何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

1ヵ月間に20人にお金をばらまいてみた結果

1月に入ってから20人にお金(正しくは、アマゾンギフト券)を匿名でばらまきました。

金額は1人あたり1,000円ですので、まぁ、本当に寸志レベルのものですが・・・

 

対象は有名な人からネット上での活動が開店休業状態の人までいろいろと。

例えば有名な人というレベルであれば、大彗星ショッカー氏とかそのレベルの人も入ってます。

 

結果としては、ちょっと残念な結果でした。

 

Twitterやブログで明確に受け取ったとこについてリアクションした人は0人でした。

数日間見ていると、「お、これは受け取ったお金を使ったかな」と思うレベルのリアクションが4人でした。

例えば、「今日はお昼奮発しちゃうぞ!」とか「お小遣い入ったから○○かいました~」みたいなやつですね。

 基本的にはみなさん平常運転で、あれ、、、受け取ってるのかな、、、と不安を感じる方が多かったです。

 

まぁ、日本ではお金をもらうとかそういう行為はそんなに美しいともされませんから、あまり表だって公表していないってのも感じなくはないんですが、ネタとして遊んでくれてもいいじゃん、、、というレベルの悲しさは覚えました。

 

で、何をやってるんだという話ですが、昨年からクラウドファウンディング界隈に興味を持っており(正しくは2010年頃にKickstarterの話を知人から聞いたころからですが)、最近ではだいぶそういったものが広がってきたので、何かもっと面白い、日本らしいものができないかなぁ、と秋ごろから具体的に動き始めていまして、その一環で少しやってみました。

 

 

知りたかったのは人は本当に見ず知らずの人から、突然お金をもらうとどうするの?という部分です。

 

 

結論としては、人は突然お金をもらうと何もリアクションはしない、、、という結果になりました。。。

 

 

僕の中では、今のクラウドファウンディングプラットフォームはお金を持っているまたはそれなりに社会的立場がある人のお金集めプラットフォームに過ぎないと感じており、もっと、身近でもっと気軽に使えるものができないかなと考えています。

中の人の話では、結局普通にお金を投げてくれる人はあまりいなくて、半分以上は自発的というよりも声掛けを必死にしたうえでサクセスさせているというような話でした。

まぁ、なんとなくその辺は察していたのですが。。。うーん。

 ただ、普通の人が、知らない人にお金を投げるにはそれなりに何かないとやる気なんておきないですから、実際に人はお金を突然受け取るとどうするのかと、知りたくなって試してみました。

 

仲間内でワイワイやるのは面白くないので、完全に匿名で、そういった事をやっている事を一切明かさずにやってみると。

 

で、結局はずいぶんつまらない結果だったな、と、感じました。

 

僕の場合は調査の一環ですから、まぁ、いいんですが、これ普通に一般の人がやったら全然面白くないなと。

 

もっとも、仕組み・仕掛けが何もない状態ですから当たり前なんですけどね。

 

正直、有名人が何かするために普通の人からお金集めるって、別にクラウドファウンディングじゃなくてもいいでしょ、それって思うんですよね。

なんで数十万もするマンションに住んでる奴が社会的活動を行う資金をより経済的余裕のない奴からとるんだよ。と。

逆だろう、逆、といつも突っ込みを感じながらいる毎日なんですがね。

 

というわけで、ちょっとこれはサービス化する前にもう少し仕組みの部分を考えようと2月に入る前に反省している月末でした。

 

気が向いたらまたばらまきます。気が向いたらね。