何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

もともとサイト制作なんて地雷案件が過半数だと思うんだけど・・・

ランサーズやってみたけど地雷クライアント案内所にしか見えない | kosuke.cc

平均をレンジで示すのは普通。むしろ計算後の数値で表示する方が利用者としては不便。案件により難易度も違うわけで、そういったものを考慮してレンジにしているわけで経験不足過ぎ。他の記事内容もかなり雑すぎる。

 

よんだ。

 

そもそも、仕事の受注に苦労していない人は受注者として登録する必要はないし、発注主側も既に有能で友好な関係の取引先を抱えているなら発注者(依頼者)として登録する必要はないよね。

 

クラウドソージングの基本的なあり方は、受注者は余ったリソースを上手く活用するという事が目的で、発注者(依頼者)はそういったものを活用する事で通常とは異なる発注形態や価格帯での依頼ができる事を期待しているのだと思う。

 

なので、そもそも自分で営業して獲得する案件と同じだったら使う意味はないかと。

と考えれば、そこと比較して“地雷ばかりですな”と言われても・・・と正直思う。

 

ただ、記事主が指摘しているような受注者として危ないと感じる案件が多いというのは、どのクラウドソージングでも似たような感じは受けるし、それって、実際の所クラウドソージング以前からそうだったと思うんだけど。

 

ネットを活用したビジネスマッチングが普及する以前は、案件は人が媒介していたので、基本人脈に依存する形で仕事の質や価値が決まっていたと思うんですよ。

例えば、メーカー出身者であれば大抵の場合出身母体系の仕事に強かったり。アクセンチュアメーリングリストとかそっち出身系のコンサルでは有名よね。

 

もともとサイト制作とかサービス開発を外部委託するというのは、内製できないからそういう方向に持って行っているわけで、その時点で、たいていの場合が要件が定まりきれていないケースなんですよね。

営業やコンサルをしているとわかるんですが、結局の所、その曖昧さを上手く対応できるか否かが腕の見せ所であったり、なんだりだと思うんです。

これは悪意があるかどうかではなくて、発注者が発注するために必要な基礎情報や手続きを理解していないという問題が多い

 

その点をシステムとして調整できない(受注前に細かい条件の調整や補足、確認が行いにくい)というのは指摘として正しいと思うんですが、一方で、クラウドソージングだからそこに集まる発注者がクレイジーだというのは違うかなと。

繰り返しになりますが、もともとサイト制作とかサービス開発を外部委託、特にまるごと・まるなげ案件はいわゆる地雷と呼ばれる要素をふんだんに含んでいるものですから、

 

あと、表現だと79件中たった7件しかまっとうなものが無いような書きっぷりだけど、そのうち15件は自分が苦手であったりコンペ形式なので避けているわけですし、また、10件は予算感があわないというもので、それらも含めて発注者が地雷というのはどうかなぁ。

そのうえ、79件全部にはフラグたてていないのか、計算間違いなのか、フラグの結果値の総数は72件ですし・・・。

 

そうかんがえると正しい評価は、72件中、評価対象は47件。

そのうち、7件(約15%)はまっとうで、残り40件(約85%)は危険と感じた。

また、全79件のうち、15件(約19%)は対象外とし、さらに、10件(約13%)は価格感が折り合わないものの為、79件に対する地雷率というのは約50%程度ですね、というのが正しい評価だと思うんですが・・・。

 

当然、対象外の中にも地雷はあるだろうし、甘めの評価なんですがというのもあるでしょうが、そこを言うと人により評価も違うしねぇとなるので、あくまでも出された数値を公平に見ればそう評価すべきという話です。

 

こういう記事は先に地雷認定記事として考えてしまうとどうしてもそういう方向に感じがちですが、私的には、自分が個人営業していた時代と比較すると、地雷率が50%で、時間をかけずに案件情報が手に入り、且つ、まぁ概要から地雷判定もできるという事を考えると、受託者側としてもないよりはあった方がいいと思うんですが・・・。

 

この辺りは考え方の問題じゃないかなぁとも思う。

 

まぁ、個人のブログではあるので感じ方は自由なんですが、こと、数値の表す意味は個人の評価スキルや公平性を表してしまうので、もうちょっと、アレした方がいいんじゃないかななんて思いました。