何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

TEDっていつからPRの場になったんだろう・・・

好きを仕事にするために必要な、たったひとつのシンプルなこと ウォンテッドリー仲暁子氏 | ログミー[o_O]

この人は自分の言葉にいつも酔ってる感じがする。なので活字にすると極端に語るべきものが少ないという事が誇張される。もう少し足元を見てちゃんとした方がいい。今のままじゃ元GS以外にウリがないよ。

 

TED×Kyotoのログなんだけど、これどうみてもPRにしか見えないんだが。

というか、今年の登壇者を見ると極端に大衆化したメンツが出ているんだが、運営はどう考えているんだろう。

 

『TEDx』の冠を付ける場合、「 ideas worth spreading」のスローガンに則っている必要がある。

 

今回の登壇者のプレゼンテーションは本当にその価値があるのか?

 

冗談だろ。

 

TEDはもはや説明不要なほど有名だけど、TEDはPRの場ではないだろう。

 

もっと伝えたいことや伝えなければならない事が明確で、そこには経験に基づく内容のみが記載され、且つ、そのプレゼンテーションのクオリティは他のそれらを圧倒的に凌駕するものでなければならない(と私は少なくとも考えている)。

 

というか、少なくとも本家のTEDの選抜や候補者はそういうレベルなんだよ。

 

日本では堀江氏が登壇した札幌等、既に何度も行われているんだが、良いものも一部にはあるが、全体的にあまりにもレベルが低すぎる。

 

正直、登壇するレベルでない人も非常に多い。

 

何となく、それっぽく見えるとか、登壇するのはどっかの社長とかそういうのはいらいない。

 

TEDそのものは、結構ネタが偏っているものも多い。

 

それは伝えるべきものがはっきりしているので、極端な事を言えば、宗教や主義・主張が特定のものに偏っているようなものも含まれる。

正しくは、かなり意見が分かれるようなあるいみ過激なネタも含まれており、それそのものが一つの価値でもある。

プレゼンテーションを通して、逆にある価値の再発見であったり。価値の再考であったり。

 それでも、伝えるべきもの、伝えたいものがはっきりしており、それを非常に完成度の高いプレゼンテーションとして見せるので、非常に価値がある。

 

そして重要な事は、そのプレゼンテーションを通じて、受け手にどのような価値を伝えたかという事。

 

 

例えば、最近話題の「アナと雪の女王」という映画がある。あれもそうだが、例えば子供を持つ親であれば「映画が男の子に教えること」を見てみるのも面白い。

 もっとも、彼自身がそれを生かせているかはわからないが・・・

 

非常にありふれた日常の中のヒトコマから、社会問題について切り込み、そして考えるきっかけを与える。

もっと言えば、きっかけと同時に、ある程度の方向性とその意味を伝える。

 

別にその結果、自分の考えが左右されなくても構わない、一つの価値を伝え、その事をきっかけにして考え、自分の答えを出せば。

 

そう、これがTED

 

TEDは「いい話」を語る場ではない。

 

こんなレベルでやってるから日本はアジアの辺境なんて海外でいわれるんだよ。

 

本当にちゃんとしようよ。