テレビ朝日「みんながカメラマン」の利用規約はそんなに酷いのか? - @sophizmの上から涙目線
問題は事業上でのデータ活用のされ方とその管理のあり方でしょ。編成に一切タッチできない本件とデータ自体を管理できるTwitterでは問題の本質が全然ちがうし同じ土俵で議論する話でもないよ。何をいっているの?
よんだ。
議論のポイントがずれていると思う。
この規約が既存のものと比べて著しくひどいものであるかという事は確かに議論の余地はあるが、Twitterのそれと比較するのはあまりにもおかしい。
まず、一番問題なのは投稿者が編集及び放送行為に一切関与できない事。
つまり、映像がどう使われるかは事業者の自由であるという事。
極端な話、投稿者はある行為に対して否定的な意見をもち、その意図で映像を撮影し投稿したとしても、事業者が編集の過程で意図的に逆の印象を視聴者が持つように編集しても何も言えないという事。
そしてそれは、放送前も放送後にも意見を挟む事も、放送を中止させる事もできない。
一方、Twitterは原則としていつでも自由に修正、削除が可能。
つまり、仮に第三者の権利を侵害していた場合、権利者から警告を受けたとしても、交渉も自由だし、自ら侵害を認め謝罪し、データを修正、削除する事が可能である事。
この違いが、仮に規約が類似していたとしても、結果的にその規約がもたらす意味を全く違ったものにしている。
その部分を理解できないと、事の問題に気づく事はできないかと。
規約とは、基本的に何を書いても自由だけど、例えば、責任を負わせる場合はその責任を負うに足る関与を行っているのかであったり、本人がその責任を回避する事が可能であるかが重要で、この1点で少なくとも両者は全く別ものであるし、比較する以前の問題。
だと、僕は認識しているんですが、世の中は違うのでしょうか。