うーん、私が知っているコンサル会社ではジュニアとかシニアとかあってそもそも役割違うんだが。最初はシニアクラスのアシスタントとして指示を受けつつ作業するしクライアントへの請求額も違う。どこの会社だろう…
よんだ。
どこの会社でしょうね。これ。
私が経験した限り、コンサルタントではシニアコンサルタントであったり、ジュニアコンサルタントであったりと、同じコンサルタントでも役割が異なるクラスが設定されています。
(まぁ、クラスの呼称は何でもいいんですけどね)
当然、お客様に請求する単価(私の経験では時給又は月給)も違うのですが、少なくとも成果物をいきなりシニアコンサルのチェックも通さずに出す事はありませんでした。
というか、お客様をもっているのは基本はシニアコンサルであって、ジュニアコンサルがいきなり単独でお客様をもち、そこで様々な助言を行うケースはほぼ皆無でした。
まぁ、長期の顧問契約的な場合、雑用(例えば、お客様の相談で、エクセルのマクロの修正とか)程度のもので、一度成果物としておさめたものの修正を行う程度のものであれば、場合によりお客様と直接やり取りというケースもありますが、それでも確認は挟むのが普通です。
まぁ、私が携わったのは大抵が業務コンサルである為、そもそも経験が2年とか3年だと仕組みの理解が足りずコンサルティングが行えないという現実が有るんですけどね。
以前から触れていますが、いわゆる“コンサル”と表現される職業に就いている人は非常に多いのですが、本来はコンサルティングに付帯する業務を行うのがコンサルタントだと思うんですよね。
言い換えれば、お客様の事情を把握し、何かしらの提案を行い、その実現を手助けする事が最低限の業務であって、その入り口である状況の把握と提案そのものが、果たして新人や経験2年や3年の担当者で行えるのかという疑問が生じます。
もっとも、経験年数が少なくても知識量にも経験量にも差はでますから、そういう意味では年数でどうのこうのと言うはなしでもありませんが、ただ、そのケースは特異なケースだと思うんですよね。
というか、仮にAccessのメンテが舞い込むとしても何かしらの提案の結果だと思うんですが、それはだれがやってるんでしょうね。
仮に、それもジュニアコンサルが自らやっているとすると、もはやそれは偽コンサルと言わざる得ないですよね。
問題なのは、そこに至までのプロセスが問題であって、その点を考えると若手とか新人とか云々以前の問題のようにも思えるんですが…
ほんといつも思いますが、コンサルティング業務をほとんど理解していないコンサル会社が増えたなぁと思います。