何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

常に察しろ

やっぱりエンジニア系転職エージェントはクソだな

Wordファイルの話は受付側企業の事情もあるので、システム上単純にWebのみとはできない。そこはエンジニアなら察しろ。自動変換云々も一緒でこんな大切なものを自動変換処理するリスクは負えないよ。そこも察しろ。

 

よんだ。

 

まぁ、根本的に条件が条件なだけに、普通の転職エージェントに相談するような内容ではないと思うが…。

 

まぁ、それはそれとして。

 

確かに、履歴書や職務経歴書をWordで作らないといけない明確な理由なんて無いし、正直、お前、Web登録時にも入れたじゃねーかとも思わなくもない。

 

ただ、冷静に考えて、その履歴書を求めているのは、企業側である可能性が高く、当然不要とする企業もあるだろうが、まだ世の中では多くの企業が候補者の履歴書及び職務経歴書をWordでやり取りする事が多いと思うけどだ。

 

というか、内容的にITエンジニアだと思うんだが、その条件をつきつけて転職(少なくとも手に何かしらのスキルを付け、それを武器に自分が望む条件で働く環境を手に入れる)するぐらいのキャリアなのであれば、このような背景にはすぐ察する事ができないとだめだと思う。

 

「こう有るべき」と思う事と、世の中がどうなっているかという事は必ずしも一致しないし、確かに不便であったり無意味なものはどんどん変えるべきだが、それが必要か否かをこの場合判断するのは採用する側なので、採用される側が、それも間を仲介するエージェントに対して「クソだ」といってもそれは意味がない。

 

寧ろ、ITエンジニアであればこそ、その辺りの業務ロジックであったり、リスクを想像し、まぁ、めんどくせーけど仕方ないな、ぐらいの理解力があるべきかと。

 

それこそ、不満があるなら自分が新しい転職エージェントのサービスを作ればいいと思うし。

 

いろいろなサービスやアプリに触れるとき、「これはどうしてこうなっているのだろうか」、という事を深く考える事も時には必要で、特にリモートワークをする場合はそういった双方が認識や情報のズレをうまく補正し合う事ができないと、とてもじゃないとリモートワークなんてできないかと。

 

対面だったら、いくつかの言葉ややり取りの中で「あれ?」と思う事がでてきても、リモートワークの場合、そのきっかけが、朝のミーティングの時でしかなかったり、コミット内容から把握するしかなかったりもするわけで、リモートワーク=人間関係が疎遠で自分の自由にできる、というものではないのだよ。

まぁ、最近常に繋がっている形態も増えているので、昔のSOHO(納品日だけがきまっており、あとは自分の好きに作業をする)のようなものをイメージしていると相当違った形態なのでご注意くださいませ。

 

寧ろ、対面の環境よりも、リモートワークの方が、お互いにそういった環境である事を理解し合わないといけないし、その影響が、自分の事象に起因して問題になることもあれば、相手の行動により問題になることもあり、その時に、お互いの環境を理解しあって、より良い方向にもっていけるような人でないと、はっきり言ってリモートワークなんて任せられないよ。

 

リモートワークをなんか自分の自由が効く便利な仕事形態と勘違いしている人もいるようだけど、そんなことはなくて、お互いがお互いをうまくコントロールし、信用を失わないように、且つ、効率よく作業を進められるようにするというのが、ある意味リモートワークの最低限の満たすべき条件じゃないかと思うんだけどね。

 

この内容だけみると、僕が採用する側だと、ちょっと怖くてリモートワークで週休4、その上で年収400万なんてはらえないよ。

 

まぁ、当然増田の内容なんか実際のやり取りとは全然関係ないから、もっと具体的な話をしているんだろうけどね。

 

週休4ってことは実働3日で、毎月12日〜15日ぐらいしか稼働しないわけで、そうすると1日8時間稼働と見積もっても、月間96時間〜120時間の労働ですから、年収400万だと、月収36万円となるわけで、それを通常勤務の社員(週5で8時間労働)で計算すると、月収66万円(年収792万円)ぐらいの支払いをするぐらいのインパクトなんだよ。

 

インターンへのスポット支給ならわかるが、常勤社員で月収66万って相当なインパクトなんだけど。

 

ヘッドハンティングによる条件の調整であったり、東京勤務で手当付きとかいろいろあるけど、リモートワーク前提で、週4勤務という条件を想定して、そのインパクトは普通の企業は余程のプラス情報がないと受け入れられないと思うが。

 

ベンチャーなら当然とおもっている人は、ベンチャーの懐事情の厳しさをもっと察して下さい。

 

社長とか創業メンバーなんて手弁当なんですよ。

 

VCからどかんと調達したベンチャーですら、エンジニアの年俸は400万〜600万なわけで、お前、週4でそれ以上欲するとかどうよ、みたいな。

(時間単価に直すと、常勤社員の方が割安よね。圧倒的に。)

 

高額年俸とある程度の自由が欲しいなら普通に金融系のアーキテクト目指しなさいよ。

数学能力が超必要にはなるけど。

 

ただ、この場合リモートワークは無理だけどね。

 

何れにせよ、当然、結果としてそれにみあった生産性があるならいいけど、文面から察するにちょっとその生産性があるとはとても思えないし、企業サイドとしてはリスクしか見えてこないけど…。

 

という事をちゃんと自分で理解して、条件の提示も、相手のリアクションも考えた場合、増田の記事はどうなんだろうねという話。

 

それぐらい察しなさいよ。

 

釣りなんだろうけどね。