何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

そりゃパート兼家事労働兼子育て担当だったら求める権利はあるでしょ

 

男性の多くが結婚生活に幸せを感じられないでいる - 誰かが言わねば

はてなや一部の界隈だけで世の中を語るのは小町が日本女性の全てと思う事に等しい。そういう意見もあるだろうけど、勝手に「多くの男性が」とかまとめないでよ。近年じゃ共働き世帯の方が多いのにどこの話よ。

2014/11/18 14:47

 

よんだ。

 

うーん。

背景が全然みえてこないけど、読み取れるのは、専業主婦が子供と長く過ごす事により父親が孤立する事への不満のような感じしか伝わってこない。

 

そもそも、近年では完全に就業していない(つまり、パートもアルバイトもやっていない)という所謂完全な専業主婦の割合は、既に非専業主婦の世帯を逆転していて過半数を割っています。

全世帯数ではなくこの比較は既婚世帯の中の割合です(当然ですが)

 

その辺りは、内閣府総務省発表資料にありますから、ゆっくりとみてくださいませ。

総務省の方より、どうみても内閣府の方がわかりやすいでした)

 

で、私の周りでは、少なくとも同年代(30歳台)のパパやってる人は、私には理解できないぐらい子供の話も面倒も見ているし、別にそれで記事のような不幸な境遇だと愚痴る事も無いけど。

 

まぁ、特殊なケースでいえば、個人事業主の知り合いは、家で仕事しているんだけど、幼稚園に通う子供に「パパニートなの?」っていわれて相当へこんでた。

僕の倍以上は稼いでるだろうし当然大黒柱なんだけど、奥様が外で働いているのでそりゃ子供の友達から見れば「ニート」に見えるわな…

 

一世代前とかだと、子供と母親が仲良くて、父親は仕事ばかりで疎外感を覚えるってのも理解できる(私が小さいときは、母も専業主婦だったので、父は話題についていけない)部分もありますが、今、自分の周りを見るともうそんな時代は一昔前だったと思わずにはいられない。

 

まぁ、そうでない人もたくさんいるだろうけど、少なくとも「多くの男性が」、もっといえば「ちゃんとお互いが支え合っている多くの男性が」そんな事を感じているとは思わない。

 

我が家の妻の姉(つまり義理の姉)の家では、父親はゲーム系が得意なので子供とは十分仲いいし、妻の兄の家も奥様が結構厳しいので義理の兄がどっちかというとうまく仲裁する感じでやっぱり仲がいい。

 

むしろこの辺りは小町とかで「夫が…」みたいなネタになりかねないぐらい、子供と男親は仲いいけどね。

 

あと、物心つく前あたりは、そりゃ男にはやれる事の限界もあるので、ある意味全面的なサポート要員としてしか貢献できないとは思うが、それは仕方ない。

 

よくわからないけど、家族が旦那を尊重しないってのは、子供ができる以前からその素養があったんじゃないかと思うのですが…

 

冒頭に書いたように、今や子育てしながら働いている妻がいる世帯の方が多くなっているわけで、そんな中で、夫の発言力が完全に扶養していた時代と比べて低いのは当たり前だし、家族のあり方ももう変わっていると思うけど。

 

記事の前提が、約半数を切っている専業主婦世帯に仮に限定したとしても、その大半が記事のような不満を抱えているとは到底思えないし、一部はいるだろうけど、それが

「多くの男性が」と表現するに足るものである事は僕には確認できないんだけど、どのあたりからそんな根拠をもってきたんだろうね。

 

あと、うちの母親はそうだったけど、父親が子育てにあまり関与できていなくても、父親が家族にとって必要な存在であることは、ちゃんと伝えてくれる環境ってのは有ると思うわけで、そう考えても、妻が夫をないがしろにするというのは、結局夫婦間で信頼が失われているだけじゃないかと思うんですが。

 

それは子供が生まれなくても、そうなったと思いますが。

 

いいにくい事を書くってのは凄く面白いと思うけど、ゴシップ誌のような、根拠も無いような話を書くってのはちょっとどうかなと思う。

 

根拠があれば是非提示してもらえると、もっと面白い記事になると思う。

 

そんな事を感じました。