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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

野党第一党は今何をするべきか

選挙おわりましたね。

 

今回の選挙、いろいろな結果に対する意見や反応がありますが、結果的に自民が試合巧者ぶりを発揮したとしか言えない結果になりました。

 

例えば、以下のコメントの件ですが。

 

 

自民党へ有権者の10%台半ば(有権者の6人に1人以下)しか投票してないのに総選挙圧勝?(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース

あほらしい。そんな事ばっかりいってるから野党陣営はちゃんとした政策も現実的な議論もできんのだよ。ちゃんと仕事しろよ。制度が変わらない無い以上Aを批判するのは時事上Bも同時に批判している事を理解しろ

2014/12/15 18:08

 

 

言わんとすることはわかる。

だが、ルールの中で戦う以上文句があるならルールを変えるかルールの中でも勝かの二つに一つしかない。

 

また、ルールが同じである以上、結果への寄与は当然どちらにでもある。

その点を分析し批判・否定するのはいいが、そんな的外れの批判をしている場合ではない。

 

正直、今回の選挙で自民が一番うまかったのは、結局東京1区での攻防に全力を注いだこと。それ以上でもそれ以下でもない。

 

結果的に与党は追加公認を含める事実上議席を1つ伸ばしたわけだが、実は、東京1区の攻防は議席が減ったときの為の印象操作も持っていたことは言うまでもない。

 

つまり、仮に議席が減ったとしても、そもそも現政権は保守的な観測を事前に発表しておりその事自体は政権運営に影響を及ぼさないように事前にメディアに印象を与え予防線をはった。

 

その状況の中で、今度は野党第一党の党首を小選挙区で狙い撃つ。

なぜ東京1区なのかは、実は前回の選挙の結果で明らかなのでもういうまでもない。

 

そりゃそうだ、仮に民主党議席を伸ばしても党首が小選挙区で負けるようなことがあればそれは今の民主党であれば辞任論につながりかねない。

そして、辞任するようなことが起きれば、結果いかんを問わずイメージとしては「敗北」この2文字しかない。

 

ただ、想定外だったのは比例でも復活してこなかったこと。

 

おそらく、最悪比例で復活されても、今の民主党内の状況であれば辞任論がでるのでOK程度の見込みが、よもや比例でも復活できないという結果(つまり、予想以上に与党サイドが票をとれたという事)が起きたので想定以上の効果を得たことになる。

 

結果として選挙が終われば、議席が割れた維新、元みんなの党党首の落選、そして、民主党党首の落選・比例復活ならずという結果が確定する。

 

もう一度いうが、これは選挙戦術であってそれ以上でもそれ以下でもない、この話、池上氏も触れていたけど今回の選挙はもうこの1点が実はすべてだった。

 

この事から、野党第一党である民主党に理解してほしいこと。

 

まず、民主党はだいぶ余計なものがそぎ落とされて野党として出直す素地はできつつある。

私自身は野田氏のような政治家は嫌いじゃないし、民主にはそのような政治家が僕がしるだけでも6人ほどはいる。

 

ただ、今民主党がすることはただ否定する野党であってはならないし、混迷する野党であってもならない。

どう考えても今の状況では民主党が以前のような2大政党の一角としていきなり復権する事は難しいし、逆にそんなことが起きるという事は日本が相当やばい状態でお手上げ状態になっているという事。

(自民がこの状況からすべてを投げ捨てるような状況ですからね)

 

つまり、本当の意味で実行力・実現力があるメンツで、党内の政争なんてしないような一枚岩の組織を作り、常に臨戦態勢でいる事ができる野党にならざる得ない。

おそらく、それが早い時期に来れば来るほど、連立政権とするしかない状況になりうるわけで、そうなると党内調整だけでなく連立間調整も必要になる。

現状連立する選択肢としては、維新、共産しかないのだが、少なくとも維新は与党よりの意見だし、共産党はおそらく多くの部分で譲らない政党(悪い意味ではなく)なのは明白なわけで、つまりは調整能力を120%発揮しなければならないが、今の組織のままでは当然党内調整すらままならないのは言うまでもない。

 

そもそも選択肢としての今の状態は、「他に選択肢がないので自民」か「自民を選びたくないのでとりあえず民主」の極論言えば2つしか選択肢がないようなもので、当然、有権者からすればおまえらもっとちゃんと仕事しろとしか言えない。

当然、維新、共産やその他の政党もありますが、現状ではいずれも単独政党としては政権運営能力があるとは言い難いので、結局両社はいずれかの政党との連立が前提となるため、選択しとしては後者のグループに含まれます。

 

海江田氏がよいリーダーであるかはわからないが、ただいえる事は、今回の選挙の結果で辞任する必要があるかと問われると、私はそれはないと考える。

だいたいやる前から与党が数の上だけでいえば勝利することはわかっていたのだから、それと比べれば結果だけみれば議席は増えているわけで、なんの責任を取るのか、解散の意義と同じぐらいわかりにくい。

 

そんなことをやっている暇があるなら、民主党の色をはっきりさせ、野党第一党としてのプライドと、日本で唯一与党経験のある野党(いや、社民もあったけどね)としての経験を活かすような組織に一日も早くすべきだし、支援者や周囲の人間は、ルールに文句いってる暇があるなら、戦略負けしないようにちゃんと参謀やってやれよ。

 

結局、繰り返すと、今回の選挙は試合巧者であった自民という事以外に何もなかった選挙だと私は思う。