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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

教員叩きの結果、部活動が行えなくなりましたとさ

 

長時間残業という役所エリートのプライドと疲弊 - とある地方公務員のブログ

ちなみに教員も残業代がないなかで長時間労働しているんだけど退職金削減(自腹積み立てなのに)をはじめ、無知で勘違いの人間の影響もありどんどん劣悪な環境になってる。どうすれば無知を駆逐できるのだろう

2015/01/05 10:03

 

よんだ。

 

まぁ、内容については色々とツッコミ所もあるものの、まぁその辺は地域や部署によりけりなので余り気にせず。

 

で、タイトルの件ですが。

 

これ、私の子供の頃、つまり今から20年程前から実は始まっていたのですが、職員のハードワークが祟って、部活動の顧問のなり手が減ってるんですよね。

 

私の部活はかなり大所帯で、男女会わせて部員数が60人程おりました。

私自身キャプテンだったのでいろいろ大変ではあったのですが、この部活の場合は、顧問が男女1名(一応男子・女子別々の部活動名だったので。活動は一緒ですが)とあとは学外の方にコーチとして参加いただいていました。

 

とはいえ、60人規模になりますと、教員2人でなんとかできるわけもなく、手が足りないという話以前に、そもそもテストの時期、学校行事の開催等の影響もあり、遠征なんてやる事になると不在なんて事も普通にありました。

 

一応、顧問不在となると部活動は活動できないのです。

(学生の学校内での活動、特に時間外の活動は教師の帯同が必要なので)

 

この辺りは、コーチの方の支援もあり我々の部活はなんとか乗り越えられたのですが、当然そんな都合良くいかない部活も出てくるわけです。

 

そんな中、私の学校では水泳部がなく(地方ですと陸上部と水泳部が一緒の所もあるんです)、私の知人が水泳部を作りたいという事で私をはじめ何人かの水泳経験者があつまり申請をしました。

 

結果は不受理でした。

 

理由は単純で、顧問を引き受けてくれる先生がいないというものです。

 

何とも言えないのですが、これが現実です。

 

私の友人は、学校以外のクラブに所属しており地区ではそこそこのレベルでした。

(県以上、ブロック代表レベルってところで全国には届かないレベル)

 

私も地区の記録保持者(小学校の部ですが。ちなみに私は平泳ぎとメドレー代表です)だったので、同期のメンバーと入る事にしましてまずは地区代表を目指したいとかなり本気でのぞんでいたのですが、そもそも立ち上げられないという現実を目の当たりにし、子供ながらに何が起きているかわからないという状況でした。

 

結局、地域の屋内プールで記念にタイムだけ計り、まぁ、地区記録よりも全然よい記録(当然非公認)を出しながらも解散するという結果になりました。

まぁ、毎年行われる部活動対抗の競泳大会のリレーでメンバー全員で我が部活に入部し陸上部(水泳部兼任)をぶっちぎっておきましたが。

もっとも、我が部では水泳の選手になりたくないメンバーが多かったというのも裏の事情でありますが…

(女子部もあるので負けるのが恥ずかしいというものですね。はい。)

 

実際のところ、先生の数そのものが不足しているわけではないのです。

ただ、先生がおかれている環境があまりにも劣悪すぎて、意欲だけではカバーしきれないというのが現実で、それは年々厳しくなっているようです。

 

私の母校でも子供が少なくなったというのもあるのですが、部活の活動停止が結構でています。

 

正直、漫画にでてくるような4〜6人でさくっと部活を立ち上げて楽しく活動するというような行為は相当恵まれた環境でないと実現できません。

 

私の時代はまだまだそれでも多くの部活があり、子供には文科系から体育系まで幅広い選択肢がありました。

 

しかし聞いてみると私の甥っ子の学校では、メジャースポーツ(サッカー、バスケット、野球)と吹奏楽部や囲碁・将棋部程度しかないとの事でした。

 

まぁ、塾通いや個人の習い事の影響もあり学校での部活動というのは減っているという影響もあるでしょうが、なかなか悲しい現実がそこには有るようです。

 

先生達の環境の改善というのは当然先生個々人の幸・不幸にも多少なりとも影響するとは思いますが、私的にはそれ以上に子供達の学習環境により影響を与えるように思えます。

 

多様化が求められる時代で、本来であれば少ない子供に制約を課すのではなく、より一人あたりにかける時間やコストを増やし、よりよい環境で育てていくような事が必要なのですが、現実的にはどんどん逆行しているような感じもします。

 

無尽蔵に予算があるわけでもないのでアレですが、ただ、昨今の教育負担の増加は、学校内で行われていた活動を個々の家庭が負担しているという動きもあるように思えます。

例えば、楽器の演奏を行いたいなら吹奏楽やマーチングに入ればいいと思うのですが、結構な数で個人レッスンをうけている人もいるという事実や、例えば、習字や陸上といったものですら、どんどん個々の家庭で個別の塾・教室に通うというのが増えています。

(まぁ、やりたい楽器がやれないってのも有りそうですが…)

 

どうしても個人競技になるようなものはアレですが、特別なものを除くと学校や地域毎に集まってそれなりの数にそれなりの予算を付けて幅広い選択肢を提供し、その分家庭の負担は別な部分に投資してもらえるような方がよいのではないかと思うんですが。

 

この辺の構造的な問題も含め、何でもかんでも批判をして縮小させるのが良いわけではなく、もっとよい選択肢や方法が無いのかをちゃんと議論・検証できるようようなシステムに早く変えて、国の負担も家庭の負担も軽減でき、その上で、子供には自由な選択肢を提供できるようになれば良いのですが。

 

2015年もいろいろと大変な年になりそうですが、なんとかかんとか生きていこうかなと感じる次第です。