読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

ハメ手を批判するなら将棋はやるべきではない

 

電王戦最終局、異例の「21手投了」に至ったAWAKEの真意は 「一番悪い手を引き出して勝っても意味ない」 - ねとらぼ

意味がわからんね。そもそも将棋とは過去の対戦を常に検証しそこに新しい棋譜を見出すもの。その棋士(アルゴリズム)に過去の対戦で明確な癖がありそれを情報として仕入れているなら使うのは棋士として当然。

2015/04/12 01:37

 

 

将棋電王戦、ソフト側が突然投了 棋士側、初の団体勝利:朝日新聞デジタル

何も間違っていないわな。人間同士の戦いでも戦術分析や癖の理解は当たり前で、相手が機械であっても何も変わらない。人間同士の戦いと同じ手を行わないのは、相手が機械でもそのような棋士であると認識したという証

2015/04/12 01:34

 

よんだ。

 

いろいろ皆様おもうところはあるでしょうが、将棋の歴史ってなんでしょうね。

 

棋士は常に過去の棋譜を学び、相手の癖や特徴、戦略を学び、そして相手との対局では最良の作戦をもって相手に勝つというのが将棋の基本であると思います。

 

そして、コンピューター将棋の歴史もこの棋譜から学ぶという事が根柢にあり、それをより効率化させ今の形に至っているというのが現状だと思います。

 

今回の一件で、たとえ素人が使った手であっても、その弱点を使うという事を否定するならば、もはやコンピューター将棋は過去の棋譜から学ぶという事を選択しから外すべきで、その上で過去の棋譜を使うという事を否定するなら何も言いませんが、そんな事をすれば、コンピューター将棋の根幹にかかわる問題だと思います。

 

コンピューター将棋は棋士相手にコンピューターという特徴を使うのは許すが、人間がコンピューター相手に人間の柔軟な判断力という能力を使うのは許さないというのは流石にエンジニアの横暴です。

 

特に、今回の開発者は奨励会出身だというではありませんか。

 

棋譜から学ぶという事の大切さをもっともよく理解する人であると私は思うのですが。

 

人が強くあるためには人である利点を生かす。

コンピューターが強くあるためにはコンピュータの特徴を生かす。

 

それは全く間違っていないし、それを否定するなら、もうコンピューター将棋に将来はないでしょうね。

 

単なる都合のいい、条件での「俺つえー」勝負を望んでいるだけでしかないと。

 

そんな事がやりたくてコンピュータ将棋始めたんですかね?

 

ちなみに、あのハメ手、当時の事を知っている人ならわかると思いますが、だれでも成功するわけではないもので、棋士側の読みと流れを理解する能力も必要です。

もしも同様のケースで全く揺らぎのない1手を打っているなら、おそらくそれはエンジニア側のアルゴリズムが糞すぎるだけです。

 

その点も考えれば、少なくともその状況に冷静に追い詰め、相手にその状況を理解させ、勝つというのはまさに棋士がやることであり将棋そのものだと思いますが。

 

あと、ショーなんだから見ている側も楽しめるようにすべきだ、というなら、コンピューター将棋側にはそのアルゴリズムは入っているんでしょうか?

当然入っているんですよね?不利になろうが、見ている側を楽しませる手を選択するという仕組みが。

 

まさか、盛り上げるのは人間棋士の仕事でしょ?なんてアホな事はいわないですよね?

 

この一件、都合のよい論理で棋士の行動を否定するというのは正直ファンとしては幻滅でしかないですね。

 

エンジニアの端くれとしても、将棋ファンとしても幻滅です。