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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

「嫁」という言葉にどのような価値を与えるのかは貴方次第では?

 

「嫁」って言葉がクソ嫌いで天地がひっくり返っても使わない理由 | ヨッセンス

女性が家を守るっていう解釈そのものは別に差別ではないんだけどね。あれはあれでお互いの役割が尊重されていて双方がお互いに益のある行動をとるという目的があったので。多様性に意味が追いつかなかっただけの事

2015/06/03 23:47

 よんだ。

 

まぁ、個人の意見表明なので特にそれはそれでいいのですが、僕はこれをジェンダーというくくりにする事に違和感を感じますね。

 

そもそも、女性が家を守るという事について、「固定化された概念だ」という指摘はあるとしても、その一方で、そもそも女性が家を守るという事の価値をどれだけ評価しているか、という点を焦点にした議論が行われない事の方が問題かと思います。

 

私の家では夫婦共に働いていますので、専業主婦(主夫)というものが存在しませんから自分の体験として語ることはできませんが、一方で、専業主婦(主夫)と家族を構成されている方が、仮に、配偶者の事を「嫁」と呼んだ場合に、それは見下しているのかというと、僕はそうは思いません。

 

そもそも、「家を守る」ってことは実は大事な事です。

 

例えば、夫婦や家庭を軍隊と置き換えましょう。

(保険ネタには持っていきませんよ。真面目に。真面目に。)

 

この場合、家はベースキャンプや基地のようなものですね。

軍隊が安定的に戦力を前線や局地に提供するためには、前線につながるベースキャンプやベースキャンプへ戦力や物資を供給する基地という存在は非常に重要なものとなります。

 

仮にこの軍隊での派兵部隊(つまり外に働きに出る側)が夫の役割だとして、この派兵部隊にとって「家」つまりベースキャンプはどのような場所でしょうか。

 

最前線で死闘を繰り広げ、補給の為に帰還したとします。

その時、ベースキャンプに補給物資がそろっていなかったらどうでしょうか?

いえ、それ以前に、ベースキャンプが第三者からの攻撃を受け、場合によっては攻略されてしまうような事態が発生したらどうでしょうか?

どのような精鋭部隊であっても帰る家を失えば、勝率が下がるどころか、生死に直結する事態となりますね。

 

極端な例ですが、そもそも「家を守る」事を、保守的であるとか固定的概念であるとかいう解釈が私は古いと考えます。

 

そもそも、専業主婦(主夫)と家庭を構成するのも、共働きで家庭を構成するのも何も変わりはありません。

 

その夫婦が自分たちでお互いの役割や特徴を理解し、他人ではなく自分たちにとってよりよい関係を築いたものが「家庭」なのですから、その「家庭」の基地そのものである「家」を守る事の価値をどのように評価するかは、そもそも配偶者自身なのだと思います。

 

つまりは、「家を守る」という言葉が「嫁」という言葉の解釈だとして、その言葉が配偶者を見下していると感じるのは、配偶者自身が「家を守る」という行為の価値を低く見積もっているからではないでしょうか?

 

私は、そういった誤った解釈や平等が結局余計な差別を生んでいるのだと考えています。

 

「家を守る」という事は私にとってはすごく価値があり、母は長い間専業主婦(もともと働いていましたが、私が学生の間は専業主婦でした)としてお役目を勤め上げておりましたが、まさに城の主という感じでしたね。

 

その母の功績は家族全員が高く評価していますし、これは父の功績と同じか、または父自身の母に対する評価(遺言と相続に関する書類からもあきらか)もあり、おそらくは母が一番家族の中で高い功績をあげている事は否定する事はできません。

 

結局、私の家族(父、母、兄弟、そして私の妻)の中では、家を守る役割を担った「嫁」という言葉に対して、それ程嫌悪する程の悪いイメージは持たないですし、確かに固定概念を植え付ける可能性もあるし、今の時代に有っているのか?というと疑問は残りますが、ただし、「家を守る」という解釈をした場合に限っては、その意味は非常に価値が高く、むしろたたえるべきことも含むのでは?と思います。

 

だらだらと書いてしまいましたが、結局は「嫁」という感じやその意味について批判的であるならば、少なくともその意味するところが「家を守る」という解釈であった場合、その価値をもっとも否定しているのは貴方自身なのではないでしょうか。

 

言葉に価値を付けるのは歴史だけでなく、自分自身の心である事を忘れないようにしたいなとあらためて思いました。