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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

鍵屋の営業の問題ではないよ

 

【話題の鍵屋】根拠のない値引きは客の不信感を煽る、という話 - めぐりめぐる。

意味不明な記事。元記事のコメントにも書いたが鍵を開けるのは現場の状況でしか見積もれない。そして鍵複製の難易度はメーカーと種類が判らないと見積もれない。依頼者は出張前に見積り可能な情報をすべて伝えたの?

2015/11/26 09:31

 

よんだ。

 

いわんとする事は判るが、今回の件は完全に的外れ。

(他の事例であれば概ね理解できるけどね)

 

まず、鍵の解錠と鍵の複製は別な作業です。

鍵の開場、特にドアスコープからの解錠は私も経験がありますが、ドアの配置、ドアスコープの状態(最近ではセキュリティの関係でドアスコープが外から外せないものも多い)によりそもそも可否の判断をしなければなりません。

なおこれは私が経験している限り現場で判断するという事が一般的であると思います。

 

ちなみに、私は自分が1回、兄が2回、友達2人がそれぞれ1回と結構アホなレベルで経験しています。

 

なお、ドアスコープからの解錠が不可能な場合は、シリンダーの破壊による解錠(つまり鍵を壊す)を行うか否かの判断を求められます。

 

次に、鍵の複製ですが、これも基本は現地での確認後の判断となります。

鍵にも様々なものがあるのですが、そもそも“開ける”ということは技術的に様々な方法があるものの、複製というのはメーカーや種別が判明し、その複製がその業者に対応可能である場合のみ行えることです。

少なくとも手元に鍵が存在せず、シリンダー(つまりドアの鍵穴)のみから鍵を複製してほしいという依頼である場合はですが。

 

ですので、電話で依頼主が、ドアの外観や内部の状況、ドアスコープの状況、内側の状況、シリンダーメーカー、シリンダー種別等それらの情報をすべて伝えない限り概算見積もりなどできません。

 

特に、シリンダーからの鍵複製は詳細な情報がないと対応の可否が分かれます、マンションによっては指定業者以外の対応を禁止している場合もあります。

 

「私は過去にも他の業者に依頼したことがあるから、私のいうとおりにあなたはできるはずだ」というのは完全に客側の横暴で、他の業者ができたことをそれ以外の業者も同様にできる保証はそもそもありませんし、それは鍵屋に限らない話です。

 

あと、そもそも鍵屋という商売は一部のネットワーク展開している業者を除くと、基本は個人事業のようなもので、営業力がないのは鍵屋が悪い、という事を押しつけられるレベルでもありません。

 

仮にそうおもうのであれば、スマホでネット上の複数の鍵屋の情報を自分でしっかりと検索し、その上で適切な業者だと思える相手に依頼すべきで、電話した時点で見積りが現地でしか判断できない業者なのであれば、その時点で自分のポリシーと合っているのか、そうでないなら他の業者に依頼するのか判断するしかありません。

 

仮に指定業者でその業者しか依頼できないにもかかわらず対応が不適切であったというなら、それは鍵屋の問題もあるかもしれませんが、どちらかというとそんな業者を指定業者にしている管理会社側の問題で、まずは管理会社にその旨クレームをつけるべきでしょう。

 

事業者は顧客に満足されるサービスを提供するのが義務」というのはそうかも知れませんが、それは顧客と業者の関係にもよります。

また、そもそも選択する事ができる世の中なのですから、選択できるにもかかわらずあたかも強要されたような話にするはあまりにも客側の横暴です。

 

「不安」にさせるような対応は確かに良くないでしょうが、それをすべての事業者に求めるなら、そもそも個人事業レベルの人でも大企業やネットワークを持つ事業者と同じだけの体制を構築しなければならず、そのコストは通常は個人事業レベルの方が高くつきます。

 

その点を考えても、自分で選択するという事が基本自由な状況なのであれば、そもそも押し売りされているわけではないのであれば、自分で条件を明示的にし、その上で依頼する事をおすすめします。

 

特に現場対応が必要なものは、現場で料金は前後しますし、事前見積り通り出ないことも多いわけですから、その点も含め、総額なのか、条件づきの見積もりなのか、参考価格なのかなど、確りと確認し依頼すべきであって、営業力や対応による問題が事の原因であるというのは完全に今回の話であれば違うと私は思います。

 

<追加>

 

あと“交渉”といっておられますが、そもそも“交渉”とは双方がある程度議論可能なレベルの情報を双方もちあわせなければ成立しません。

ある作業が標準的な作業よりも少なかった、なのでこれは実費のみの請求とすべき、という交渉をするならば、その判断可能な共通的な情報を双方が納得できるレベルで出し合わなければなりません。

 

仮に、それができずに値段を相談するというのであれば、それはコメントにある「技術量を値切る」以外のなにものでもありません。

 

元記事主は鍵の専門家かなにかなのでしょうか?