「他人のブログを言及(リンク)して非難するのはクソ野郎」だそうです - あざなえるなわのごとし
それ否定するとはてなの存在意義がなくなるのだが…。結局議論するだけの能力はなくて単純に俺様至上主義を誇張したいだけなんだろうな。だったらはてブも非表示、コメントも封鎖すればいいだけだろ。何がしたいのか
2015/12/23 01:46
よんだ。
その上で問題提起するとすると以下の記事の紹介でしょうか。
outdoor-kanazawa.hatenablog.jp
まず、違約金に係らず各企業のプライシングについて明示的な根拠をユーザーに伝える義務はありません。
というよりも、世の中の大半のものが原則原価は明かしませんし、明かす事で幸せになる事ばかりではありません。
auのサポートセンターに係らず、そもそもコールセンターのスタッフの多くはマニュアルに従った対応しかできませんし、多少そこから逸脱する対応があったとして、それはスタッフの技量ではなく、どちらかというと電話している側に要因(原因)があるは容易に想像が付きます。
タイトルでは「逆切れ」とありますが、少なくとも文章から伝わるのは何らかの手続きで発生する違約金についての確認である事がうかがえます。
確認するという事は当然行うべきことですが、その確認対象について全てをこたえられるわけでもありませんし、当然、答えられない事が出てくることもそれは止むを得ない事です。
自身が知りたい事は全て得られるなら望ましいですが、そうでない事は多く、その時に「お客様」であるから自身の意見は当然で受け入れらるべきというのは正しいとは思えません。
自分がお客様であるから、いかなる状況であろうと自分が優位であるというのは誤りです。何らかの不履行があった場合、その時点でお客様であるあなたは果たすべきそれを果たさなかったわけで、少なくともそれに係る部分では契約関係においては貴方は対等に議論する事は難しいでしょう。
そもそも勘違いしていけないのは、提供主と利用者は主従ではないという事。
提供主と利用者の関係は契約においては原則対等であり、一部の権利行使について権利が対等でないことはあっても、契約上の立場は対等です。
その前提で「逆切れ」という表現は適切でしょうか?
そもそも開示義務のないプライシングについて理由を尋ね、その回答が得られなかった、そして記事主はその要求は当然の権利であると主張しますが、一般的にはそれは当然の権利ではありません。
もっとも、もっと特殊で個別のケースであるならば確かに原価を明かすことを求める事も可能ですが、貴方はお店で牛乳を買う時に、レジの方に「私はこの牛乳を買うにあたり、この牛乳のプライシングの根拠を知りたい」といい、そしてレジの担当者が「当社の判断により適切なプライシングを行っております」と答えても納得しないのでしょうか。
普通に考えてそれはレジ担当者が答えられることではないと私は思います。
同様に、契約上何らかの不履行が発生し契約に基づく違約金の請求があった場合コールセンタースタッフが電話による照会でそのプライシングに関する根拠を述べる事は到底できないでしょう。
仮にそれが契約前の照会(確認)であってもです。
仮に裁判に至った場合、違約金の適切さを問う裁判であれば請求額の根拠について争う事も可能ですが、それを求めるならばコールセンターではなく、まずは弁護士に相談する話ではないかと思います。
また文章中では非常に主語が大きな部分も見受けられます。
チャキチャキのお姉ちゃんが出てきた時点で嫌な予感がした。こういう口の早い女性は、
- プライドが高い
- 仕事できる自分に酔ってる
- でかい声で周囲の仲間に客の文句を言って自我を保つ
とにかく面倒くさいんだ。
電話の雰囲気だけで相手の性格を推し量る事は非常に難しい事です。
それだけでなく、仮にプライドが高い事が事実であったとしてもそれ自体はやり取りとはその時点では関係が有りませんし、結果、やり取りに有効に働く場合もあればそうでない場合もあるでしょう。
結局自ら先入観をもち相手と対峙しているのは記事主自身ではないでしょうか。
またコールセンターの事情をどの程度ご存知かわかりませんが、コールセンターでは一定以上の声を上げる事は原則できません。
一般的にコールセンターでは隣席との間で音声が混在しないように配慮しますし、専用の仕切り版も販売されている程です。
私は自社でもコールセンターを運営していますのでわかりますが、少なくともコールセンターで自我を保つために大きな声を張り上げる女性はおられませんし、そのようなケースや、情報交換をする際にもそういった特徴的な話は聞いたことがありません。
この部分は恐らくは記事主の一方的な思い込みだと思うのですが、これは批判や中傷ではありませんか?
私は、意見と暴言は違うと考えます。
あることについて、言葉遣いや表現が行き過ぎる事はあるでしょうし、その真意が伝わらない事もあるでしょう。
ただ、その事を理由に記事への言及について一方的に批判するのであれば、それは自身の意見もまた一方的な批判や否定であり、結果どちらも同じ行為を行っているにすぎません。
上記に掲載した記事でいえば、完全に一方的にKDDI社やそこで働く方への批判・中傷ではないのでしょうか?
相手が立場上・業務上知りえない事を回答できないという当然の状況は止むを得ないと思われませんか?
サービスやプロダクトは多くの人間がそれぞれの役割を全うする事で適切に提供されており、組織に属する以上、その役割から逸脱する事はできませんし、相手にそれを求める事は暴力的な事ではないでしょうか?
私は今回のやり取りをもっとも象徴しているのは上記で紹介した記事のありようではないかと考えます。
いかがでしょうか。