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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

カード審査についての記事に対する補足事項(主にコメント欄より)

この記事は「少なくとも現役の金貸しであるかは怪しいですねぇ - 何気ない記録」のコメントに書かれている内容のうち、私が答えられるものについて補足するものです。

  

なお、IDコールを望まない/好まない人もおられると思いますので、コメントのみ引用しております。

もしも「いやID書けよ・・・俺の意見なんだから」という方がおられれば一言コメントいただければ修正させていただきます。

 

1.あの増田は信用情報機関への報告基準の話だと捉えているので、貸金で月跨ぎを延滞カウントが嘘という訳ではないと思う(私も部外者ですが)


まず、言及されている報告基準の話ではないのか?という事についてですが、そもそも報告自体は信用情報機関の定めた基準がありますので、原則それに従う事となります。その為、報告自体で言えば「重い」「軽い」のような基準はなく、原則事実を報告するにすぎません。

当然報告内容(属性)にも「重い」「軽い」という属性はなく、事業者の事情でこのケースは「重い延滞として登録しよう」という事はできません。

 

百歩譲って社内の報告基準であると仮定してもかなり非合理的です。

 

そもそも前回の記事のとおりではあるのですが、債権管理において「月」という単位はそれほど重要ではありません。

 

例えば、いくつかのカード会社では返済日が27日のものと、翌10日のものがあるとして、27日の5日延滞と翌10日の5日延滞で異なる審査結果にしたとします。

この場合そのカード会社がこの2つのケースを異なる返済結果として取り扱ったとしてそのカード会社にどのようなメリットがあるでしょうか?

いずれも5日延滞にすぎず、31日を跨ぎ翌月になったとして5日延滞の事実は変わりません。そして信用情報機関に登録する情報もそれぞれ事実としての返済予定日と返済実行日、そして延滞というステータスを報告するにすぎません。

 

仮に月を跨ぐことで悪質であると判断するにしても、返済日が10日の場合は21日延滞が月跨ぎとなり、一方で27日が返済日の場合は4日延滞で月跨ぎとなるため、あまりにも考え方に合理性を欠きます。

21日延滞ですと初期延滞から移管(会社によりますが管理する部署が異なり、督促を行う部署に変更される)されるケースも想定されますので、同月内でもかなりヤバイレベルです。

このように、私の実例でもそのような延滞管理や審査をしているというは実際に見聞きしていないので、存在するとしてもかなりレアケースでそれを前提にカードを作る場合に月末月初となる契約のカードを作るべきであるという助言は適切ではありません。

 

というか、私が知る限り、カードの場合ですと任意の返済日が指定できるカードは非常に少ないため、そもそも非現実的な提案であるとの認識です。

 

2.口座間違えてクレカ引き落とし時に残高不足ってのやらかして、3日後くらいに気づいて問い合わせたら、「毎日引き落としかけてるので口座に入れといて、社内で情報は保持するが信用機関には行かない」と言われたが。


はい、そういった会社もあると思います。

ただ、会社によるとは思うのですが1回の引き落としにかかる手数料は1契約口座に対して数十円から百円程度かかる場合もあります。これも契約によるのですが、その際に再引き落しについての設定もあります。

ちょっと銀行直系の事情が正しくわからないのですが、銀行直系の事業者であってもおそらく無料で対応するという事はないかと思います。

仮に親子間での契約でスペシャルなプライスであっても、いくらかの手数料が発生していると思われます。

もし貴方が1万円の借入れをして、利息が18%であったとします。この場合、カード事業者が月に受取る収入は150円程度にすぎません。

3日返済が遅れたとすると、4回以上の引き落しを行っていると思うので、おそらく都度の契約であれば赤字、包括的な契約でかなりコストが抑制できたとしてもそれなりに引き落しの負担がかさむ事が想定されます。

それでもなお、毎日引き落しをしてくれているとするとその事業者はなかなかやり手(いろいろな意味で)の事業者だと思いますので、よいお付き合いをされる事をお勧めします。

 

もっとも、延滞しない事が一番である事はいうまでもありませんが。

 

それから、延滞情報について社内では延滞とするものの信用情報機関には報告しないというケースですが、これも存在します。

1の補足で私は『そもそも報告自体は信用情報機関の定めた基準がありますので、原則それに従う事となります。その為、報告自体で言えば「重い」「軽い」のような基準はなく、原則事実を報告するにすぎません。』と書きましたが、返済遅れ=延滞とならないのは事実としてあります。

1の補足でも書きましたが、そもそも債権は延滞日数で管理しており、その延滞もいわゆる約束有り(会社により呼称は異なる)のようなケースでは約束期日までは延滞あつかいとしない事が多いです。なお、その場合ですが、比較的延滞手数料の徴収もしないところが多いのではないかとの認識です。

この点については理解していただきたいのは、カード会社や貸金事業者は利用者から過剰に搾取する事に意味がない事を(今は)十分に理解しています。

利息制限法や総量規制の影響により利用者から得られる収益は限定されており、業界全体の取扱額も電子マネーの台頭もありそれほど伸びはありません。

一方で、今もなお、カードの返済を別なカードの借入れでまかなうような方も事実としておられ、そういったケースも含め、安易に利用者の属性を悪化させると自社はともかく他者のカードの枠や利用に影響をおよぼし、結果、利用者の返済にも影響をおよぼす事が多少なりとも想定されます。

ですので、利用者との関係や利用者の収支への影響、そして利用者との信頼関係(延滞したとしてもお約束を必ず利用していただくという事)を築く意味でも返済遅れ=延滞という単純な対応はしていない会社も比較的多いと思われます。

血も涙もなく、利用者を騙し、搾取するような会社、と思われがちですが、多くの会社はWin-Winでいきたいというのが一般的なカード会社の営業方針であると思います。

 

まぁ、総量規制前のサラ金については過剰融資の横行や設定利息についても一方的であり、不適切であったというのは否定しませんが。

 

3.じゃあ、あの増田は何!?何が目的でデマを投稿したんだろう!?怖い。/いかにもそれっぽく説明されると信頼する自分も怖い。複雑で長い物事を理解するのは苦手だから「じゃあそれでお願いします」となりがち。

4.元記事のブコメで「信用カードのよみものよりよほど役に立つ」とまで喧嘩売ってる人がいるけど大丈夫かね。当の「よみもの」のブログ主はブログでもブコメでも指摘を入れているし。あっちより増田が信頼されるのは謎


4のコメントを中心に3のコメントについても。

 

私もそのコメントは見ました。

実は私はあのサイトがまだ今ほどの規模でないときに、意見を述べた事があり、やりとりもしています。

あのサイトは前提として当然ただ趣味でおこなっているわけではないので、ものによってはそれなりにバイアスがかかっているというのは否定しません。

が、その部分を勘案しても、あの増田がより役に立つ情報であったというのは私にも思えません。

 

ネットの怖いところは、雰囲気で正しい、誤りといった初期判断をしてしまい、その後より深く調べた上で、その真偽を本当に正しく知るという事は非常に難しい点であると思います。

その為、一見すると増田に嘘をわざわざ書く意味がなく、収益化を図るサイトはバイアスがかかっているので増田の方が正しいと思ってしまう事も多いのですが、実際にはネットでは収益化の為のバイアスと同じぐらい、承認欲求を満たすための書き込みも多く、結果、虚偽であったり中途半端な情報の寄せ集めも多くなってしまいます。

 

そういった視点で見た場合、実は匿名記事自体に信頼性の担保はなく、なんら情報の真偽についての差異はないと考えるべきです。

 

では何を信じるべきなのか?というと結局は読み手、利用者自身がより冷静に記事や情報と付き合うしかないというのが私の意見です。

 

「信用カードのよみもの(この伏字いみあるのかな…)」についても、私はカードや債務と上手に付き合うという事についての一つの知識を得る手段としては有用であり、逆にああいったサイトにはどうしても初心者やそういった情報に疎い人が集まりがちであり、その点をよく考え、収益を上げると同時に読者を育て、Win-Winの関係を築くようなサイト運営をしていただければそれでよいと考えています。

 

 

ブコメを読ませていただいて、この4点は補足したほうがよいのかな?と思いましたので補足してみました。

 

他何かあればまた取り扱います。