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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

トランプ現象の核心ですよね、それは。

 

アメリカは白人>黒人>>>アジア人

そもそもそんな事は日本人同士でも起きてるし、アジア人同士でも起きてるし、ヨーロッパ人同士でも、当然ドイツ人同士でも起きてる。現実として受け入れるべき事は、基本誰しも被害者でもあり加害者でもあるんだよ。

2017/02/08 15:18

 

よんだ。

 

いや、それはまぁそうですね。

そもそも彼らの中で、序列はアメリカ人であって、アジア人はそもそも最初の選択肢には存在しない。

アメリカ人の中で、白人や黒人というものがあり、アジア人というのはその後の話ですよね。

で、アジア人は、彼らから見ると、中国人も韓国人も日本人も全部アジア人なので十把一絡げにされるのはそれはまぁ仕方ない。

我々だって○○系アメリカ人を区別しろ、なんて言われてもそりゃ無理よ。

 

もっとも、そもそも○○系アメリカ人を区別する必要自体がないんですけどね。僕には。

 

ただ、この話、差別云々なんてきれい事で論じる人は、トランプ現象の核心を理解していない人ですよ。

つまりは、なぜあれだけの人が、差別を明確に主張する人に投票したのかという現実を理解できていないと言うことで、それが理解できない限りは、善し悪しは別として、仮にトランプ氏が大統領にならなかったとしても、そういった思いを抱えた人は約半数近くいるわけで、その現実を理解できず対立や差別主義を助長する事になるって話です。

 

そもそも、差別というのは、白人と黒人、アメリカ人と移民の間にだけあるものではありません。

 

同じアメリカ人であっても、都市部と農村部、海岸部など、地位的な差別もあれば、ジェンダー、世代、出身学校、経歴、社歴、結婚歴、子供の有無など、人は多くの場合で自分にとっての普通とそれ以外に分ける傾向があります。

 

それは、差別をするという意識はなくても、例えば、職場で同郷の部下、上司、同僚と仲良くしている、というシチュエーションも、見る人によっては「あいつは同郷というだけであいつを優遇して、おれを差別している」という考えに至る人もいれば、自分の郷里にプライドを持っていたとして「俺のふるさとはこんなに素晴らしいところがあるんだぞ」と紹介していると「それがない俺のふるさとはお前のふるさとよりも劣るのか?」と思ってしまうような人もいるわけです。

 

これは、被害妄想かもしれません、が、それが人なんですよ。

 

その部分を無視してしまっては、いじめや差別は解消できません。

 

原因というのは、白人・黒人というような世の中で広く知られている事だけではありません。

 

生活の中、会話の中であらゆるところで、自分の普通と自分以外の普通の違いが、人の受け止め方によっては「差別」であったり「批判」として受けとれられてしまう事もあるのです。

 

トランプ現象、つまりトランプ氏を応援した人のうち、私は多くの人は、心の底から差別をする事を意図している人はいないと考えています。

確かに一部の人は、明らかな差別主義であるわけですが、それ以外の多くの人は、自分以外の誰かの事ではなく、自分が社会から受けている被害を中心に考えており、自分の被害について向き合ってくれる人がいなかった、いままで都市部や金持ちの考えで素晴らしい社会、素晴らしい未来を作りましょう!というメッセージばかりが届けられ、自分の抱える不満や悩みに解決の手段を提示する人はいなかったわけです。そこに「貴方は今生活が苦しいよね」「誰かを救うことよりもまずは貴方が救われないと誰もすくえないでしょ」といった場合、そういった人達は「やっと自分を救ってくれる人が現れたのかもしれない」と考えてしまうでしょう。

 

当然、彼、つまりトランプ氏の多くの考えは、そういった人達にとって全てが受け入れられるものではないでしょう。

それは、隠れトランプ支持者という言葉が明確に表しているように、彼らはトランプ氏の全てを支持しているわけではありません。

でも、彼以外に、彼ら、つまりそういった隠れトランプ支持者の声と向き合ってくれる人がいなかったという事が現実で、彼らもまた、移民や黒人のように虐げられている人達なのですよ。

にも関わらず、テレビでは黒人の差別や移民の差別は取り上げるのに、それ以外の、今自分が置かれている状況についても現実は、さも存在しないかのように扱われるという事がどれだけ不安で、ストレスになるかと考えると、私はそこは理解しなければいけないと思います。

 

昨年末の紅白では「THE YELLOW MONKEY」が「JAM」を披露しました。

この歌詞には「乗客に日本人はいませんでした」というフレーズがありますね。

これのフレーズの解釈は一時期ネットでも議論がありましたから、そういった意味でも様々な受け止め方があるかと思います。

 

私は、これとこのトランプ現象の解釈は同じだと思っています。

 

一つの物事を捉える時、つまり「乗客に日本人はいませんでした」というメッセージから「日本人以外の被害者の事はどうでもいいのか!」と、捉える人もいれば、「まずは日本人の被害者がいないという事実が知れてよかった」であったり、「あぁ私の知人ものっていたけど無事なんだ」という安否確認の速報を伝える意図だから、と解釈する人もいるでしょう。

もっと歌詞を読み進む人であれば、そのフレーズ自体で歌詞の意図を理解する事などできないとする人もいるでしょうし、そもそもあの歌詞は考えさせる事自体に目的が有り答えはない、とする人もいるでしょう。

 

つまりはそういう事です。

物事は、ありふれていると思っている解釈であっても、実はそう思わない人もいて、その人にとってはそれが当然でありそれが事実なんです。

その時、他の人の解釈や理解は参考になるものの、それはあくまでも他人の解釈であって、必ずしも受け入れるものではありません。

逆を言えば、明確な答えがあるようなもの、数学(実際には数学は複数の答えがありえますが・・・)のようなもののように、公式を当てはめれば万人にとって同じ回答となるようなものであればよいのですが、そうでない限り、全ての感じ方、捉え方は他人が一方的に否定・批判しても解決はしないのですよ。

 

なので、なぜそうなっているのか、なぜその人達はそう考えているのか、差別する背景は、なぜ隠れトランプ支持者というものがいるのか、そこをちゃんと見ていかなければならないのです。

 

そこに気付けるのか、気付けないのか、それこそが差別を解消できるのか、できないのかという事の分かれ道だと私は思います。

 

今、トランプ氏を影で支持している人がいるという事自体、どう考えても当たり前ではないんですよ。

 

影で支持するというのは、本人もそれが公にすべきではないと理解しているわけです。

それでも彼らはそれを支持しなければならない状況にあるのです、その葛藤や追い込まれている現状についてちゃんと理解して、移民への措置に反対すると同時に、そういった人の状況にも理解し、手をさしのべなければ、いつまでも隠れトランプ支持者は減ることもなく、場合によっては、こういった報道の影響で、より自分達の存在は理解されていない、移民問題よりも自分達の問題は軽んじられていると追い込みかねません。

 

そういった背景もちゃんと理解して、僕は報道もしてほしいし、そういった配慮をする事で、僕は自然と隠れトランプ支持者なるものは消滅し、自ずとそんな人(トランプ氏)が一国のトップに立つこともなくなるでしょう。

 

それが理解できないというのであれば、貴方は、移民や黒人は差別していないかもしれませんが、それ以外の誰かを知らない間に差別している、いわゆる隠れ差別主義者かもしれません。