何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

というか全文アウトな表現ですけどね

 

井上(仮) on Twitter: "当社は若い女性社員二人組を面接官にして「感じの悪い人は不採用で良い」と伝えてあるので、中途採用の面接に来た年配の方は面食らった後、だいたい舐めた態度をとるので不採用となる。おじさん達は人間性を見抜かれた挙げ句、退室後にキモかった臭かったと散々な品評で仕返しされていることを知らない"

日本の伝統美は若い世代に男女を問わず受け継がれていると言うことですね。客観的な評価ではなく、外見や恣意的な基準による行為は誰であっても自行正当化しつつ行うという話しです。なお、年齢による批評自体が差別

 

そもそも「若い女性を」という誇張自体が、逆説的に「年をとった男性に対して」と言う表現であり差別的な上、「感じが悪い人は不採用」というのは基準ですらない。

 

なお、不採用とする事を「感じが悪かった」という事で行う事は直接的に問題はないが、そこには「私はおっさんは嫌い」という価値観が入る余地があり、それは逆を言えば「特定の年齢や性別は」という差別と同義になる。

 

ちょっと考えればそれが対象者が変わったときに「マズイ行動」であることはわかるはずなんですが、相手が攻撃しやすければ何でもありという考え方だとそこに至らない典型かと。

 

なお、私が経験した中で面接で冒頭から舐めた態度をとる人はそれほどいないかと。

私自身は20代前半から面接対応をしていますし、なんなら自分と干支が2周以上違う人を面接する事も多数ありましたが、若い人を見下す人はいるという事実と、それがおっさんであるという事実の間にはあまり相関は感じません。

 

女性であっても若い男性が面接官にいたとき、無意識的にそうでない人が責任者だと感じ、例えば回答時の言い回しが明らかに違う程度の事はありますし、そもそも余程のキャリア採用でないかぎり、転職する中年というのは比較的不利(リストラや何らかの条件により転職を余儀なくされている)という事がここ数年というかバブル崩壊移行は続いていて、若者よりも再就職率なんてものは低いのが実情ですから、そう考えても冒頭から横柄なおっさんがあふれかえっているとは思いません。

 

寧ろ「いや、自分のキャリアにもう少し自身持とうよ」とか、逆に「お前面接の時には借りてきた猫だっただろ」という人はいますが。

 

相手が誰であれ、客観的に評価をすればよく、それ以上でもそれ以下でもありません。

わざわざ不採用とする事を相手に原因があるから、と自己弁護する必要はありませんし、良い出会いではなかった、程度の話しに過ぎないわけですが、わざわざそこに非日常的なストーリーを付ける必要はないと思いますが。

 

まぁ、日本は平和なんだと思います。