何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

違う意味で韓国の闇を感じる

 

韓国の慰安婦支援団体 募金の41%は被害者関連事業に使用(聯合ニュース) - Yahoo!ニュース

慰安婦問題は韓国の中では徴用工問題と双璧の問題であるにも関わらず、3年間で約2億円しか募金が集まらないって、これ本当なのか?年7千万円程度しか集まらないってもはやちょっとした難病支援よりも支援がないわけで

 

正直この関連のニュースで一番驚いたのは、同団体への寄付が3年間で約2億円程しか集まっていないという事実。

 

なお、正しくは「寄付収入」とあるので、清算後の収益分に限定されますが、そもそも非課税であると思われますので、寄付が大きいのに収益が少ないとするとコスト超過なわけで、より闇が深い話かと。

 

言うまでもなく慰安婦問題と徴用工問題は韓国で双璧をなす最大の関心事でもあり、特に現韓国政権はそれを拠り所に支持基盤を整えていたわけで、それほどの中核事項であっても支援が殆ど得られないという事実はかなり闇が深い気がする。

 

確かに韓国は組織的な寄付/募金という行為で見ると規模が大きいものの、そのうちの個人の割合で考えるとそれほど大きくないという状況はあります。

とはいえ、だとしても年7千万円程度しか支援金/募金が集まらないというのは異常です。

 

それもこれ、個人分だけなわけでもないので、恐らくは企業や組織支援も含み、唯一除外されているのは政府支援金だけだと思われますから、そう考えると、個人云々ではなく、そもそも金銭的支援は国全体でそもそもそれほど行われていなかったのでは、と思わずにはいられません。

 

日本政府が支援金を配る事で解決を目指した時、一人頭で考えると結構少ない金額であったわけですが、それでも対象者の過半数は受け取りを希望していました。

 

私は「思いのほか受け取り希望者がいるのだな」という感想をもっていたものの、当時は「受け取った上で結局解決はしないのでは?」という考えもありました、ですので、あまり受け取りについての数字の意味は考えておらず、その程度で流していたわけですが、こういった数字がでてくると、話は別です。

 

結局、国を挙げて解決に向けた取り組みをしている程の活動であるにも関わらず、支援金や寄付金はそれほど集まらない状況であり、結果として、何も支援がないのであれば仮に望まないとしても日本政府からの支援金だけでも受け取りたいという事であったのだろうと推測はできます。

 

韓国の労働人口は約2800万人ですから、極論言えば、労働者といえど、一人頭年3円程度しか支援金や寄付金を支出していないという事です。

 

ちなみに日本で毎年行われる某愛が地球を救う的な番組での支援金募集金額は概ね7.5億円~10億円程の金額で、直近では15億円を集める規模です。

 

日本の労働人口は約6700万人ですから、一人頭で10円前後は支出している割合になるわけで実際には特定の目的でない事を考慮する必要はあるかもしれませんが、メディアや政府が大々的に支援をしている活動として考えると、一番組のコンテンツよりも支援が少ないのは闇というか無関心さの方が感じ取れます。

 

日本でもそうですが、感傷には浸るが行動はしないというタダ乗り偽善者というのは非常に多く、最近でもお気持ちの表明行為について炎上している案件もありました。

 

関係者の発言として「孤立を感じていた」という発言がありましたが、仮にこの状況が事実であれば、これは確かに孤立を感じるだろうな、と。

あれだけ国を挙げてデモや抗議活動、政府間での議論をしているような事案が金銭的支援においては「それはそれ」として放置され、その上で代表者は政治家に転身するとなれば「売名に利用されただけではないか」と憤るのもわからなくもないです。

 

いや、どちらの言い分が正しいのかわかりませんし、実際には個人支援者等がいて、寄付や支援金はなかったものの、支援者が全てサポートしていてくれていたとかであればいいですが、それすらなかったのであれば、担ぐだけ担いでそれはないだろうと、私でも思わずにはいられないですね。

 

ちょっとこれ、闇深すぎなんじゃないかと…。