何気ない記録

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ヤフオク無料の前にもう少しPRページを改善しなさいよ

ヤフー、EC店舗の出店料・ロイヤルティを完全無料に  ヤフオク入札・出品も無料化 「EC市場に革命」 - ITmedia ニュース

ストアとしては出店件数は増えそうだけどYahoo自体が先の見えたオワコン(でもまだまだ惰性で稼ぐよ、キリッ)だから、単純にプレミア会員数が減少した分利益へるだけでは?とちょっと悲しい目をしてみてみる。

 

昔からヤフオクと数個の優良サービス以外が泣かず飛ばずのYahoo!JAPAN様だけど、

それ以上に最近は事業全体が迷走している感は否めない。

 

 

例えば、Yahoo!バザールの終了は記憶に新しい。

(ほとんど記憶に残るものなんてなかったけど)

 

 

MySpace様でさえ瞬殺し、カカオトークがいつ沈没するかという状況の中、勇気をもってストアの無料化とオークション参加の無料化(出品は引き続き有料)を宣言しました。

 

ただねぇ、最近の改変では毎度思うんだけど、デザイン面とかも流行に流されすぎて実用性が低いんだよね。

 

例えば、「ヤフオク!0円宣言 - ヤフオク!」のPRのページだけど、画面サイズによっては内容が全然わからないんだよ。動作のトリガーがサブタイトルオブジェクトの位置に依存していると思うんだけど、そんなもんは画面サイズの影響から、全部表示されるタイミングでは既に下のサブタイトルが画面上でぬぬぬと上部にきているわけで、すごくストレスが高くなるUI/UXですよ。

 

恐らく作成者は、上部のボタン的なナビゲーションで操作される前提だから、マウスのスクロール操作なんてあんまり意識していないと思うんだけど、普通は直感的に上部のロゴをクリックする前にマウススクロールをするんだよ。

 

そもそも誤認させたら意味ないわけで。
縦方向のナビゲーション時に動きを付けるというアイデアは古典的なんだけど、本来伝えるべき情報がナビゲーションの状態に依存して見えないとか、操作タイミングで見えないとか、解像度の影響受けるとかアホかと。

 

普通の会社でPRページでこんなクソ画面作ったらCVRにも影響して二度とページ任されないけど。

背景の移動で強化ポイントの文字が読めない(わざとだけど)とか、誤認以外のなにものでもないわ。

 

「この動きおもしろいだろー(文字読めないけど)」

「この表現画期的だろー(動作タイミングで変更内容分からないけど)」

「このボタンで!どうよ?いいだろ!(ボタン押さないとすげー面倒だけど)」

 

なんというか、デザインするときにもう少し哲学とか美学を盛り込めないんですかね。かなり自己中なデザインですよ。これ。

 

 

昔からYahoo!JAPANのUIはシンプルでストレスが低いというのが特徴だったんだけど、最近の改変はその利点がどんどん失われているように思える。

インタラクティブであったりアグレッシブであったりするサイトを使うという事になると正直Yahoo!JAPANは選択肢の先頭にはないわけで、そこんとこもう少し考えようよ。

 

 

逆に、そういった世界でもトップとるんだけどと言いたいのであれば、表面的な事ではなくてもっとそういった人たちが作っているサイトやUI/UXを見て、見た目以上の哲学とか美学が盛り込まれている事を理解して作ろうよ。

 

彼らは見た目の感動や驚き以上にすごく細かい気配りをしているのよ。「どう?かっこよくね?」程度で同じレベルに立ったと思うなよ。ほんと。

 

 

なんか久々に見た目だけきれいで実用性がないものをぶつけられた気がして少しいらっとしたわ。