「女は家で育児が合理的」 NHK経営委員コラムに波紋:朝日新聞デジタル
これは「性別役割分担」ではなく、「役割分担」は自由に家族で決めればいい、とし、そして、女性の社会進出支援だけでなく、男性の育児・専業主夫支援の制度も同じだけ進めるべきとすればよかった事案かと。
僕は女性の社会進出は支援はだいぶ進んでいると思うんですよね。
これから先、よりよい共生の環境を作るには、男性の育児への参加や専業主婦を選択する可能性の確保、そしてそれを受け入れる社会の構築を目指すべきと思うんだよね。
どうしても偏りすぎる支援は批判もでるし、それは、誰の為にもならない。
それから、性別による特徴というのは否定しないけど、それとどう向き合うかはその同じ環境を共存する者同士が判断する問題で、社会全体が方向性を決めるべき問題ではないと思う。
別に不得意だったらチャレンジしてはいけないわけではないし。
同じ事が配偶者控除の問題にでも議論されるわけですが、これも結局同じで、扶養者に対する控除については、親の介護や親権に絡む問題は別として、原則的には働く・働かないの選択は家庭の問題ですから、それに支援をつけるような事はすべきではないし、仮につけるとするならば、子育て支援に振り替えるべきだと思います。
子供が一定の年齢になったにも関わらず、且つ、働くことができない理由がないのであれば、それを国が支援する意味はまったくないですから。
その分、子育て環境を整備する事や、長時間労働者の負担軽減、共生することができる環境の整備等に予算を割り振るべきです。
確かにまだまだ女性の社会的な環境の整備は進めるべきですが、その一方で、矛盾が生じる、つまり、多様性といいながら特定の集団のみに特定の権利を認める等については廃止し、一歩進んだ形の社会に徐々にシフトする方が、最終的には社会福祉の家庭への負担割合は減り、万人に受け入れやすい状況になるのじゃないかなと思います。
押してダメなら引いてみろってことですね。