税率変更…レジ買い替えられず破産 新潟のスーパー - MSN産経ニュース
これは難癖付けすぎ。競合の出店攻勢による業績の悪化が原因であってレジ買い替えが仮にできてもこのままでは破産だったでしょ。影響は確かにあっただろうがそれのみで破産したとするならもはや経営者は無能以下だよ
読んだ。
いや、これは難癖付けすぎ。
そもそも税率変更がある事はあらかじめわかっていたわけだし、資金上の課題（設備刷新のための）についてはそれ以前から交渉していただろう。
そこで資金調達ができなかったのは、おそらく、今回の増税云々じゃなくて、根本的に融資又は貸付することに耐えられるだけの営業状態でなかったってことでしょ。
そもそもの話で税率の変更は初めてではない。
確かに消費税導入のタイミングで破産とかであればまだ同情できる。
それまでに経験がないものへの対応なのだから。
ただ、税率変更は過去にも経験していて、消費税導入のタイミング、3%から5%への増税のタイミング、そして今回の5%から8%への増税のタイミングと経験している。
仮に、税率変更を初めて経験するような新しい会社であれば、レジは比較的新しいもので、税率変更に対応できるものであっただろうし、歴史のある企業であれば、消費税導入から税率変更まで既に経験しているわけで、その経験はどこにいったんだと説教されても文句言えないレベル。
かわいそうなのは労働者で、こんな身勝手な言い訳に付き合わされて生活が不安定になるっていうのは本当にかわいそう。
こういう無責任経営者（撤退のタイミングを計っているような人）と思われる人は、ある意味取り締まるべきだと思う。
もっとも、もっと説得力のある破産理由が出てきたならばもう少し深く考えたいと思うが、商工リサーチの聞き取りに『レジが変え変えられなくて増税に対応できなかった』なんて回答するレベルの事務方が、ちゃんと計画を持って対応していたとは到底思えない。
