何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

「GHORUS(ゴーラス)」という素晴らしいアイデア

素敵な発想!日本初のクラウドツイーティングサービス「GHORUS(ゴーラス)」 | 男子ハック

これは面白そうだね。非常にアイデアも実効性もよいと思う。ビジネスとして機能するのかというのはアレなんだけど、その点はおいておくとして、やはり面白いね。今後に期待したい。

 

よんだ。

 

日頃からいろいろなサービスについて調査したり議論したりしているのだが、このサービスは久々に感動した。

 

GHORUS(ゴーラス) — https://ghorus.com/

 

今のインターネットの欠点の一つは、ネット上の力の不均衡差にある。

 

ある新規ユーザーが仮に素晴らしい考えやアイデアを持っていたとしても、その情報が正しい価値で欲している人々に届くのかというのは難しい問題で、正直、ステマ上等な状況であるのは否めない。

たとえば、有名人が立ち上げた・関与しているというだけで既存アイデアの劣化版であっても話題のサービスとして取り上げられる等。それが日本のネットの現状。

また、Facebookの「いいね」であったり、はてなの承認プラットフォームであったりと、何かしらそれらを応援するような仕組みはあるのだが、結果として機能しているかと問われると、既に形骸化しているという感じもする。

(「いいね」は機能はしているが信頼性が非常に微妙であるのはいなめない)

 

無名であったり、価値ある取り組みが、何かしらの支援を受けて前に進む事ができるというのは非常に素晴らしいと思うし、何より、応援する側もその結果をみる事は非常にうれしいものだと思う。

 

仕組みも秀逸だ。

 

フォロワー数の合計はある意味市場影響力でもある。

一見すると有名なユーザーを捕まえたもの勝ちのように思えるが、冷静に考えると、個人がお金をかけずにがんばって、1000人のユーザーの目に触れるようにするのはなかなか難しい。

 

どんなに中身やアイデアが優れていてもね。

 

その点で、あるプロジェクトを投稿したとして、数人の支援者が現れた場合、この数値はおそらく数百から数千の値になるだろう。

この数字は、間違いなくプロジェクト投稿者のやる気を大きく高めてくれるし、それをみた支援者候補は自分も応援するかという気持ちになるだろう。

黙々と個人のブログやツイッターで孤独な戦いを続ける人にとって、数百・数千という数は本当に心の支えになると思う。

 

プロジェクト推進者(投稿者)、応援者双方にとって非常によくできたシステムだと思う。

 

そして最もいい事は、失う物がない。

“応援するよ”という意思表示のみでいい。

 

気軽に応援し、その結果を見届ければいいだけ。

 

確かに、応援者にプラスαの何かあればもっとよいかもしれないが、それはそれで次の段階でよいだろうし、無理に付加価値をつける必要もないように思える。

(一歩間違えるとステマプラットフォームになりかねないので)

 

純粋に応援プラットフォームとして確固たる地位を築いてほしい。

 

今後も期待してウォッチしたいサービスが久々に出てきた気がする。