PHP、かつてWebで人気だった言語が下火になりつつある | ReadWrite Japan
意味不明だなぁ。PHPの需要が下火というよりも、WEBアプリ自体がかなり昔に比べて社外委託ってのが減っているかと。あと、PHPで高度なプログラミングを外部委託するケースは昔から限定的だし需給のバランスがとれただけ
よんだ。
記事自体が翻訳なのかなんなのか意味不明な記事だった。
そもそも、PHPに限らずWEBアプリ自体がかなり案件として最盛期に比べるとだいぶその勢いは衰えている。
また、例えば、Gitでのコミット率やネット上での言及率を元に、その言語の勢いをはかるならば、現状のPHPで、言及に至るような内容の発見はないだろうし。
もともとPHPは初心者から上級者まで比較的裾野の広い言語であったので、他の言語に比べるとコミュニティーの活動でも結構苦労している。
(教えてばかりで共有や提案のような発言は少なく、活動が停滞がちな点)
このあたりは、端からみていても普通に感じる事だし、これをもって需要やシェアの減水というにはあまりにも情報が不足しすぎている。
そもそも、現状のトレンドで言えば、サーバサイドに求められるのは以前のような単純なインプット・アウトプットを処理するような仕組みではない。
単純な処理は基本的にスマホアプリであればスマホ側に移管されているし、一般的なWEBアプリであっても、一定以上のものになるとJavaScript等の活用によりクライアントサイドに処理の多くが移管されている。
(というか、スマホに至ってはそちらの方が性能も高く主な処理をこなすのが実情)
企業の状況を鑑みるに、おそらく現状必要なのは、既存のシステムやアプリの移行に際して、WEBアプリとサーバサイドの繋目を無駄無く実現可能なエンジニアであって、それは昔のような初心者大歓迎のような案件ではないかと。
これは、Rubyであったり、Pythonであったりも同じなんだけど、それらの言語に対して利用者の多いPHPではよりその影響が目に見えやすくなっているという点のみについていは否定しないが、それは需要の減衰を表したものではないし。
(もともと、過剰な需要が一服し、安定的になったというのが適切)
あと、単純なWEBページからCMSへの移行であったり、自社ECサイトの構築のような案件は既に一巡しているわけで、その辺を考えても需要は一服している感は否めない。
エンジニアの数的に、世の中の多くのサービスが今後もPHPを基盤とすることは否定できないし、仮にそれらが、RubyやPythonに置き換わるには、あまりにもエンジニアの数が不足しすぎていて、仮に今から育成したとしても大半の案件では、素直にPHPを使う方がリスクよりも利益が勝るというのは否定できない。
(そもそも10年も20年も現役のWEBサービスは相当すくないものですしね)
結局はどう差し引いても、トレンドがサーバサイドからクライアントサイドに移行している現状や、求められるエンジニアのレベルが昔よりも限定的で高度になった点、そして、既に企業に対する案件の需要が一服している状況等から、新しいエンジニアの調達はそれほど必要とされていない現実はあるし、今後もそのトレンドはさほどかわらないかと。
おそらく、今後もPHPのコミュニティーが今以上に活発な活動を始めるかという事もないだろうし、平穏無事な毎日がまだまだ数年続くのではないですかね。
それは枯れた(課題は山積みですが…)言語の宿命だし、どんな言語にも訪れる日だと思いますが。