何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

リモートワークという手段が何をチームにもたらすのか?

 

sin20xx - 『リモートワークの話 // Speaker Deck』 へのコメント

リモートワークを手段として見れる人はその環境に適応できる人。リモートワークをゴールとして見ている人は絶対にリモートワークに向かない人。そんな感じ。

2014/11/01 01:12 にブックマーク

 

よんだ。

 

そして、やっとブックマークに表示された…

 

コメントにすべて書いてしまったのだけど、もう一度。

 

まず、ネットを徘徊していると「リモートワークうらやましぃー」とか、「リモートワークが選択できる会社に転職したいわ」みたいな話を普通に見かけます。

 

個人的にはその時に「なぜ?」と、問いたいのですよ。

 

そもそも、リモートワークとは手段であってゴールではありません。

 

ですので、何かを達成する為に選択するものであって、リモートワークが選択できるという事がゴールになるというのはおかしいのです。

 

まぁ、感覚的に「うらやましい」と言っている人は、その部分はそもそもないのですが、それでも、仮にその後それを選択できるときに、少なくともその解は持っておくべきだと思います。

 

これまでの何度もコメントしていますし、資料でも言及されていますが、リモートワークというのは、オフィスワークのみの環境よりも圧倒的に信頼関係であったり、お互いが双方を理解して進めないと、確実に破たんします。

 

そして、よくあるラストは、これも資料にありますが「やっぱリモートワークだめじゃん」みたいな、ありがちな話になり終焉を迎えます。

 

本来、そういった議論が出てきたときは、ただ「リモートワークだめじゃん」ではなく、そもそもリモートワークを選択した事により期待された効果が達成されないという結果により、リモートワークという手段は少なくとも今回は適切ではなかった、という結論になるべきなのです。

 

そういう考え方でいれば、資料にも記載されているように「リモートワークというう環境を維持・推進するのはほかでもないリモートワーカーである」という部分がストンと落ちるはずで、つまりは、導入する時点で期待された効果をいかにすればあげられるのか?という部分をちゃんと双方(活用する方も、活用しない周囲の人も)で取り組むことができるはずなのです。

 

重要なのは、これもまた資料にありますが、双方がプロジェクトと同様、その期待する効果はプロジェクト達成の上で重要なファクターであり、そこで期待される効果を上げることはチームのミッションであるという共通認識を持つべきであるという点です。

 

そういった意味でも、前述したように、リモートワークという形態を利用する人も、それを受け入れる人(ちょっと言い方はあれですが、適切な表現がおもいつかなかったので…)も、双方が改善しながら前にすすめ、そのことは信頼関係の上に成り立つという事が前提条件になり、だれでもが安易に利用できるようなものではないということになるわけです。

 

 

もっとも、実際はちゃんとできる人はどんな環境でもちゃんとできるんですがね。

 

 

なので、心の本音がぽろっと出ている方は、一度自問していただき、「なぜ自分にはリモートワークという手段が必要なのか」、「チームにとって、自分がリモートワークを選択できることでどのような効果がもたらされるのか」という点を、自分視点ではなく、相手視点で考えて、そこに万人(すくなともチームメンバーについては)が同意できるものであれば、会社組織の大きな反対がない限り、推進できるのではないかと思います。

 

正直、まだまだ環境として整っている会社なんて少ないので、おそらくたいていの会社では自らそういった環境をどんどん整備できるぐらいの人でないと、提案もままならないかなとは思いますが。

 

なんか、時間がたつと熱がさめて、書きたいことの半分ぐらいはどっかおいてきちゃった感じもしますが、そんなことを感じました。