民主・玉木議員後援会、同じ社長の8社から280万円:朝日新聞デジタル
経営者が一緒でも従業員や所在地が違い、且つ、実体があればいいなんてのは意味ない。そもそも会社が寄付するという性質より経営者の意思が反映された寄付である事が問題なんだよ。社員が寄付しているとでも?アホか
2015/02/23 13:23
よんだ。
で、ご本人の記事へのご意見もよんだ。
まず、ブコメに多い、取材手法が適切なのか?という部分をもって、彼のこの件が悪質ではないとする意見には、到底同意できないし、理解もできない。
まず、ご本人が仰られている「同一経営者(経営陣)であっても、個別の事業体であればそれぞれの意思が反映されているから問題は無い」という趣旨の反論にはなんら正当性はない。
まず、献金やそれに類する行為を会社が行う場合、そもそも従業員の意思等微塵も反映されない。
つまり、個別の従業員が存在している、であるとか、それぞれ所在地が違う別の事業体であるとかは、全く意味等無いし、それをもって良しとするなら、古き良き政治(悪意有り)のいう事を全て肯定するに等しい程の話でしかない。
大体の場合、企業献金が行われる時に従業員はどの金がどのように、誰に流れるのか等しらないし、知っているのはごく一部の関係者だけだ。
ではどうやって献金先が決められているのかというと、大抵は経営者や経営陣の判断で、自分達の業界に都合がいい政治家を見つけて、そこに意見を陳情しつつお金を提供しているわけでしかない。
そこに、従業員一人一人の意思や考えが反映されていると本気で考えているなら、もう政治家やめた方がいい。
その前提に立って考えて、『同一の経営者であっても問題が無い』などという話にするなら、そりゃ、金持ちが子会社、孫会社つかって、いくらでも好きなだけ献金できるわけです。
あんた、大企業って子会社は3桁ちかくあるんですよ?
仮に1社100万で、子会社が500社あれば、総額5億円まで認めると?
アホすぎる。
仮に、株主が一緒で、経営者は違う程度の話でもグレーなのに、経営者まで一緒ならもはや意思をもって献金しているわけで。
それをここまで『問題はない!』という非常識な反論を、記者の対応の不手際で話題をそらすってのは、ハッキリいって悪質だと思うけどね。
そこにうまくだまされるってのは残念すぎる。
取材の対応が不味い点と、前述のような明らかに構造上問題が有る事を、法律上は問題ないからいいじゃないかと言い切る危うさを同じレベルで語ってはだめでしょ。
取材の手法の話は個別の事柄で、それをもってこの献金のドスグロさを補える物ではないし、むしろ、それを盾にまったく問題ないと言い切る事の方が、昔の古き良き政治家(悪意有り)のそれに近くて僕は恐ろしいけどね。