UbuntuとCentOSどっちがいいの?正しいサーバOSの選び方 - lamichの日記 - 海外でイラスト制作を行う社長のブログ
だとすると優秀で利便性の高い言語はPHPで決まりですかね。そもそも一定の商業サーバになるとそもそも有償サポートやミドルのサポート範疇でないOSなんて採用の可能性ゼロだが…Ubuntu相当きついと思うが…
2015/04/01 00:21
よんだ。
春ですね。
とりあえず目的が明示的でない以上論争もできないんだけど、土台としてのOSは正直企業内文化とかエンジニアの構成でお好きにどうぞ。
ただ、CentOSというかレッドハット系がおすすめされている理由は一つ。
商業ライセンス商品のサポートが受けられる確率が高いので。
例えば、金融系にはおなじみのHULFTですが、こちらは以下のような状況です。
Red Hat Enterprise Linux 5 [x86]
Red Hat Enterprise Linux 5 [x64]
Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform [x86]
Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform [x64]
Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop with Workstation option [x86]
Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop with Workstation option [x64]
Red Hat Enterprise Linux Server 6 [x86]
Red Hat Enterprise Linux Server 6 [x64]
Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 [x86]
Red Hat Enterprise Linux Workstation 6 [x64]
Red Hat Enterprise Linux Server 7 [x64]
Red Hat Enterprise Linux Workstation 7 [x64]
Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 [x86]
Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 [x64]
SUSE LINUX Enterprise Server 11 [x86]
SUSE LINUX Enterprise Server 11 [x64]
Oracle Linux 5 [x64]
Oracle Linux 5 [x86]
Oracle Linux 6 [x64]
Oracle Linux 6 [x86]
まぁ伝統的にSUSEとか当然だしRHELも当然ですね。CentOSがないのはRHELがらみでやむを得ないとして、MIRACLE&ORACLEも方向的にわかりやすいですね。
で、当然Ubuntuはありません。
WebSphere MQあたりも結構ミドルとしてはメジャーですが、こちらについてはコンパイル環境に依存するようで基本はRHELを推奨しつつ、動作実績としてはUbuntuも含まれます。
次に、わかる人にはわかるNetCOBOLシリーズですが、こちらは富士通のページでみるとサポート環境としてはRHELしかありません。
まぁ、富士通もNECも昔からRHELとのアプライアンス販売が得意でしたし、富士通に至っては富士電機の関係もあるんでそもそもでいえばLinuxあんまり担いでいなかったしみたいな。
こんな感じで、Linuxを単なるWebフロントとしてみれば別にどれでもいいのですが、中規模以上のシステムで特に商業システムとの連携を考えると選択肢はRHELしかなくなってくるのでは否めない。
Web界隈にいると世界のすべてはWeb系と思いがちですが、残念ながら情報通信産業の中でWeb界隈の取引額はまだまだ限定的であってその認識をもって世の中のトレンドとするのはちとあれかと…
春ですね。