何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

「やる理由はなさそう」と「やる必要性はなさそう」の違いについて

 

「スプラトゥーン人気はステマ」疑惑を検証する - 妄想科學倶楽部

内容については意見はないけど「ステマをやる理由はなさそう」という点は検証できていなくて、あくまで「やる必要性はなさそう」って話の検証ができているってことでそこは別物なのですごく文末の締め方が気になる。

2015/06/01 13:10

 よんだ。

 

残念ながら任天堂ソフトにそれほどの思い入れがないので、ネタ元の話も知らなかったのですが、検証記事として見させてもらいました。

 

全体の検証そのものは、記事でも書かれているようにそもそも対象ソースに限界があるので、「と推測される」程度の域を超えることはないと思います。

一方で、そもそものネタ元自体が怪しい感じが満載なのでそのことに対する否定記事としては特段違和感は感じませんでした。

 

ネタ元サイドに異論があるなら、もっと具体的な数字やソースを開示して反論すればいいだけですからね。

 

それはさておき。

唯一気になったのは末尾の締めですね。

 

全体を通して結論としては十分適切な流れで情報は拡散しているわけで、あえてステマを仕込む必要はないでしょ?というまとめになっているし、その結論は少なくとも納得できます。

 

一方で、「理由なんてないでしょ?」となるとちょっと感じが変わります。

 

ステマを仕込むのは実は販売や体験イベント以前の話なので、やる理由の有無を語るには結果の積み上げによる検証は無意味です。

なぜならどのような流れでその結果に到達させるかを検討し、その場合の火付け役を配置する必要があると考えるなら、それは「やる理由」としてそれだけで十分ですし、絶対に自信のある作品であっても、「外せない」というプレッシャーがあれば、少数だろうがなんだろうが仕込む可能性はあります。

 

これはもはやプランの話で結果からは判断できません。

極論言えば、機能していないステマが存在している可能性も否定できず、この場合も当然結果からは判断できません。

 

この「理由はない」という話、極論言えば単体のソフト云々の話というよりも、任天堂という会社の現状の収益や事業見通しに影響を受ける話かなと思いますから、結局単発のソフトがどんなに一定の販売数が見込まれると推測されても「外せない」というプレッシャーがあれば、仕込むべき理由(80%の確度では許されず、100%にせよというプレッシャーですね)にはなりえますから、そういう意味では「理由はある」ということになります。

任天堂の現状の事業は結構過去のそれとは乖離していますからね)

 

ただ、今回の記事で検証しているように結果から分析してステマを行う必要があったのか?、つまり、発言者の拡散状況や発言者数を見て、ステマとして機能したものがどれほど販売に寄与したかで考えると「必要性はなかった」と結論付けることになるのだと思いますし、その結果で正しいかな、とも思います。

 

まぁ、どうでもいいツッコミなんですが、ちょっと勿体無いなと感じたので一応コメントしてみました。