何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

誤った「普通」の定義に対して「マジョリティーの定義」で返すという手法

 

「普通の女と結婚したい」の「普通」が普通ではない件について。 - 貧乏人は麦を食え。年収200万円時代を生きる方法。-bobcoffeeの麦食指南

あの記事をそう解釈するのは相当穿ってると思うが。単純に自分と同じ境遇の人を求めてるってだけで、それ自体はそれほど批判することではない。問題なのは「普通」という共通概念にそれを例えた事だけだろ。あほすぎ

2015/06/11 01:43

よんだ。

 

ネタであるとしても、結構これ酷い差別的な判断方法よね。

 

とりあえずこの人のやっている事は、「普通」の定義は数字で定義すべきものですって話なんだけど、僕から見れば元記事の自己中心的な結婚感で表した「普通」よりも、数字で「普通」の定義を決める事の方が驚愕なんですが。

 

本来あえて突っ込み記事を入れるなら…

 

“マイノリティとは差別すべきことではなく「個別の特徴的な事」であって、それ以上でもそれ以下でもない。「個別の特徴的な事」はその事それぞれを個別に判断する事が大切である。”

 

程度の話でしかないのに、なぜか突っ込み方を「マジョリティーの定義」に持って行っている辺りが香ばしい。

 

母数が大きければそれは「普通」であるなんて事を本気でこの人は宣言したいのだろうか…当然炎上させるためのネタであると信じたいが…

 

そもそも元記事が自分の結婚感を宣言して、その内容が自己中心的な価値観を身勝手に「普通」という定義に当てはめた事で批判されたわけですが、この記事の場合「普通」とは数字により定義されるべきもので、少なくとも普通と定義するなら50%程度のあてはまる内容にすべきという意思表明で、「普通」という言葉が表す意味によっては相当恐ろしい宣言していると思うんだけどなぁ。

 

だいたい増田に投下するからあんなリアクションだけど、そもそも結婚感なんて個人の価値観でしかなく、且つ、あの「普通」は意訳すれば「僕と同じ環境や境遇の人」と言っているにすぎないので、それに対して「その普通は市場ではマイノリティです(キリッ」っていうパンチを繰り出すのは相当イケテナイと思うんだけど、突っ込み記事主はどんな気持ちでこの記事書いたんだろうか…

 

差別的な定義に対して差別的な定義をぶつけ返すってのも相当なんだが。

小数派が属すものでも十分「普通」である事はあるし、多数派が属すものでも「普通でない」ものは多くある。

 

「普通」ってそういう話じゃないんだけどなぁ。

元記事の「普通」も偏っているが、突っ込み記事の普通も同じぐらいかそれ以上に危うい「普通」の解釈でしかないので、本当に末恐ろしい。

 

違う意味で興味深い記事だった。