電車で化粧をして何が悪い!!! - 女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還
そうだね。どうでもいい議論だけど、あえて指摘するなら、貴方にとっては問題がなく周りが不快に思っても、それは何ら問題はないという事ねよ。それってゴミ屋敷問題と一緒なんだけどねぇ。善し悪しではないんだが
2015/06/13 23:47
よんだ。
いや、結構斬新。
というのはうそで古典的な戦法ですね。
論点のうち、あらかじめいくつかの事について除外し、その事を正当化した上で自身が争点するポイントのみで議論するというやり方。
まず、相手が不快に思うポイントはいろいろあります。
匂いもそうかもしれませんし、化粧品を洋服に飛ばされて汚される(これは私の経験ですが…)というトラウマがある人もいるかもしれません。他にも、小さいことから大きい事まで、結局「不快」と思う理由は、相手の数だけ存在するでしょう。
もっとも、相手が「不快」と思うだけで、それが問題となるわけではありません。
例えば、私は以前隣で化粧をしていた方が口紅を落として私のスーツを汚されたことがあります。
まぁ、スーツへの汚れは目立たないものの、あれって落ちないんですよね、結局スーツはクリーニングに出しましたが。
しかし、このような経験は私にはあるものの、他の方にもあるわけではありません。
ですから、私の体験のみでこの行為を不適切な行為と論じる事はできないでしょう。
しかし、「不快」と周りが感じる行為があったとして、それをあえてやめないという事には理由が必要です。
私自身、例えば私は汗っかきなのですが、これは意識してもどうすることもできません。
とはいえ、オッサンが汗をだらだらかいているのを万人が気にしないわけでもないですし、中には嫌悪感を抱くかたもいるかもしれません。
ですから私は、少なくとも汗は拭きますし、常に汗拭きシートは携帯し、机にも常備しています。
外から戻る時は、汗っかきであることも自覚していますから、夏場は特に、いったん自席に戻る前に汗が少し落ち着くよう、コーヒーを休憩室(広いオープンスペース)や、込み合っている時には廊下の隅(エアコンが当たる心地よい場所があるんですね)で飲みながらスマホを見つつ一息つく等、それなりに配慮しています。
これは別に「ルール」で定まった事でもありませんし、ましてや「悪意」もありません、生理現象であり、自ら止めることなどできませんし、ましてや夏場にはもうコントロールできようもありません。
しかし、だからといって「何か問題ありますかね?」と言ってしまうのは違うでしょう。
それに対してもしかするといやな思いをする人もいるかもしれないという感情を持ち、その事に配慮するというのは私は私のプライドとして行っているものです。
まぁ、私自身は隣で汗かいている人がいても、汗を飛ばされない限りは気にしないですが、だからと言って自分がそういう事に無自覚になるのは情けないと感じますから、自分のプライドとしてやっているにすぎません。
汗を例にしましたが、仮に私が汗に配慮せず自席に戻って周りが不快に思う事はなんでしょうか。
「暑苦しい」「汗臭い」「不潔に感じる」etc…、まぁ、人の数だけあるかもしれません。
この時私が「汗がにおうのは当たり前ですから、そんな意見は受け付けません」「人が汗をかくのは生理現象ですから、意見は受けつけません」といったとすれば、これは確実に議論もできず、相手との理解もできないでしょう。
これはもはや「ルール」や「モラル」という話ではありません、人と人がコミュニケーションをとれるか否かというレベルの話で、今回の手法、つまり、相手の意見を一方的に拒絶し否定、そして一方的に自分の意見のみ正当化するというのは、全く持って正しいコミュニケーションではありません。
特に「匂い」は非常に難しいです。
例えば「香水」ですが、あれ、実は嫌いな人も多いんですよ?
恐らく、他人の体臭が嫌いな人も多いですが、同じぐらい香水の匂いが嫌いという人もおられます。
(私の周りだけかもしれませんが、特にエレベーターの中での香水は嫌う人が多いですね)
それぐらい「匂い」というのは人にとって差がでるものだと思います。
その点について「臭くもないし(匂いのキツイ化粧品もあるという論点をずらすための指摘は受け付けません。)」という勝手な条件付をしてしまった時点で、議論をする意思もなく、単なる暴論でしかなくなってしまいます。
そもそも公共の場で何かを行うという場合、自己の判断のみで正当性は定義できません。
同じようにそこに禁止事項として記載されていないなら問題ないという前提で一方的に動くなら、もはや秩序を保つためには常に禁止事項を追加し続けるしかないでしょう。
最近近い話がありましたね。
自転車の規制の話です。
イヤホンは直接事故には関係ない、そう考える人もいますし、音楽を聴くことにより視野が狭くなり間接的に事故を引き起こすリスクがあがった、と主張する人もいます。
もっともこの場合はそもそも禁止事項を無視している時点でアウトですが、ただこれもその事についていろいろな感じ方があるというよい例です。
私はこれについて以下のようにコメントしました。
イヤホンつけて運転の自転車にはねられ女性死亡(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
イヤホンは直接関係ないかもしれないが、結局ルールを知るつもりもない、知っても守るつもりもないという考え方が蔓延る限り、自転車はどんどん規制される未来しかないと思うけどねぇ。重要なのはそこだと思うが…
2015/06/12 01:22
ここで書いたように、ルールが追加されるのは、自分たちがその環境をどうやって守るか?という事を率先して考え、行動できない限り、結局自分たちのクビをどんどん占める事になるという事を書いています。
公共の場で、それも閉鎖的な空間で、且つパーソナルスペースの中で行動を行うという時点でおおよそ他人の事に配慮しないという事が問題であって、それが化粧だからというわけではありません。
人によっては飲み物を例えば山手線のような中で飲むことに反感を持たれる方もいるかもしれませんし、「匂い」同様に、自分の好みでもないような音楽を垂れ流されることにストレスを感じる人もいるかもしれません。
ただ何れの場合、「行う側」が一方的に「私は問題だとは感じませんので」という一方的な理由で押し付ける事がよいわけもなく、少なくとも、法律で規制はされないでしょうが「トラブル」のもと、になる話で、私からすると「トラブル起こすなら他にいってくれ」としかいいようもありません。
本人からすれば意図的にトラブルを起こすつもりはないでしょうが、周囲と対話する意思がないという状況では避けようもありません。
これは何が正しいか、ではなく、周りとどのように調和するか、という話です。
この指摘は「化粧をする事はよい事か、悪い事か」ではありません。
議論の仕方がハッキリ言って悪意がありますし、そもそも議論の前提すらありません。
唯一あの記事でわかるのは「これ、“女性”という大きな主語を付けて、ぶちこめば、PV稼げるんじゃね?」というレベルしか伝わってきません。
少なくともその書き方では、女性も巻き添えにしてたんなる乱闘騒ぎを起こしているだけです。
正当な意見を主張するなら「くさい」という意見にも「くさい」が正当な理由ではないことを反論すべきですし、それが不要な指摘であれば「不当である」と論破する必要があるでしょう。
それもせず「私の意見が唯一の意見」「貴方の論点は採用しない」という暴論しか書かないなら、結局PV稼ぎと指摘されても仕方ないと私は思いますが。
常に、自分にも他人にも同じレギュレーションで行けるならいいですが、それ、相当きついですよ。
あらゆることを呑み込み、すべての不利な条件も呑み込めないと、その理論成立しませんからね。
少なくとも自分と同じ攻め方を相手がしても、それに反論できませんから…
(もっとも、同じ攻め方だと議論にすらなりませんが…幼稚園児の喧嘩みたいな感じですね)
まぁ、この手の炎上案件は昔からあるのですが、「自分の主張は何らおかしくない」という事のループで終わるんですけどね。