何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

では君は内容が確定していないものについて上限無制限の空手形の支払承認を社内でとれるのかね?

 

事前着工ってそんな問題なんか?

仕様書前の事前着工に合理性はゼロ。第一に作業に対する報酬が未定義でそれは仕事とはいわない。相手の言い値で支払うという空手形を切るなら話しは別だが逆に貴方の会社も内容不明なまま空手形で承認はとれんだろ?

 

逆だ逆。

 

発注する側が、受注者の言い値で払うなら事前着工をお願いすればいい。

だって、相手は仕様未確定で請け負う時点で変更規模やその後のリスクは無尽蔵におっているのだから。

 

で、君は社内に「要件決まってないですが発注しますね。金額は完成後に相手からの請求書で確定しますので、予算は無制限でおねがします」なんて稟議を回すのか?

 

まわさんだろ。

自分は未確定で無制限という無謀な稟議を回せないのに、相手には未確定で無制限の作業の可能性を背負えと?

 

結局君は、規模が確定しないものについて、自分の中の予算キャップで収まると自分の都合のいいように勝手に考えているわけで、その正当性を検証しない、つまり、君自身が一番無責任なんだよ。

 

マネジメントとして、営業としても失格。

 

で、それを受けてくれる会社がいるという意見については、それは、(1)その予算ギャップの犠牲になる労働者がいる、(2)そもそも見積もりがザル(不足も過剰もある)、の何れかでしかない。

 

仕様未確定で正確な見積もりは、天才にもだせない。

それなりに経験のある僕も無理。

 

せいぜいできる事は、想定範囲を設定してその中での予算決めだが、それですらガバガバで見積もり上は注釈事項ありでしかだせない。

 

結局、仕様が確定しないまま作業させたいなら、丸呑みできる自社内で開発するしかないんだよ。

 

まずはそういった構図を理解できないところから学び直す方がよいと思うよ。