何気ない記録

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社労士でそんな事をいってるなら、社労士というかブラック社労士なんだろう

スタートアップに転職したら思ってたよりも労務がボロボロだった件|はんぺん | 人事|note

社労士ではない素人的視点だなと。創業した会社なんてみんなそんなもんだし馬鹿にしてるような書き方だけどそれが普通だしそこを抜本的に変えられないならただの素人の愚痴である。寧ろこういう人が採用された残念感

2019/03/20 22:49

 

いや、あなたがもし社労士だったすると、貴方のような適当な仕事をする社労士が多いので、日本の企業の多くは真っ当な労務管理ができないのだと思うが。

 

まず、大前提として、各種法律や条例について最低限理解しないといけない。

言い換えれば、車を公道で運転したいなら免許を取るべきだし、個人事業主ではなく法人として運営しないなら、同様に法人として順守すべき事を学ばなければならない。

 

雇用するというのは、雇う側の我儘だけでは許されない。

例えば、単純に補助を会社が出すと決めれば一見すると社員は喜ぶかもしれないが。適切な手続きや手法で支払われなければ、個人の所得が単純に増えたとみなされて、ただ税金が増えるだけという落ちもある。

 

元記事に書かれている話は、そもそもどれも基礎中の基礎であり、少なくとも「普通」ではない。

できていないのは「できていない側のただの怠慢」であり、本来そういった事が起きる事が問題で、海外であれば厳しい罰則で処分されるレベルのものが、日本という固有のアホな事情で仕方ないなどとしているだけの事。

 

労務もそうだし、税務もそうだし、それ以前に法務もそうだが、何れも「知らなかった」で済むものではない。

 

スタートアップが許されるのは、同業他社であったり、社歴の長い会社と比較した場合に、例えば勤怠管理システムがタイムカード方式(ガチャっとカードを差し込んで打刻する奴)であるなど、より良い方法があるが設備投資資金や導入負担などを考慮してそこに至らないという事程度が勘案される事情であって、ルールを守っていな語ったりするのはスタートアップであっても許されんよ。

 

というか、会社つくったら各種書面や案内が届くことは多くの社長がしっていることだが、極論言えば、そこでも書かれているように従業員数により対応すべき事項は変わるが、原則一人でも従業員がいれば何れもやらなければならない事なんだよ。

少なくとも私が代表として法人を登記をする都度、各種お手紙や封書でそういった案内は届くし、そこにはちゃんと相談会の案内から相談窓口の案内まで書かれている。

結局、理解していない奴は、理解する気持ちがないだけの話で「スタートアップだから」などではない。

 

特に昨今は「スタートアップだからこそ」大手企業よりも先進的で柔軟な制度や実務体制が求められるものであって、「スタートアップだから」なんてのはもはや昭和時代の懐かしい香りのするセピア色の思い出にすぎんよ。

 

社労士でそんな事をいってるなら、社労士というかブラック社労士なんだろうし、社労士でもないのにそういっているなら、ただの妄想に過ぎないよ。