何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

近藤笑真への批判は単純に自己中心的で一方的だったから

 

『けものフレンズ(初代アニメ)』が好きだった人にとって、何が「地雷」なのか - MistiRoom

近藤氏の意見のまずいポイントはすごく単純であの表現では批判=悪と一方的に決めている点。当然悪意のある批評もあるが、それを除外しても賛否はあるわけで。それを批判した側は一方的に悪でありいじめる側とした点

 

これね。

 

良く流れを見るとわかるのだけど、初回のコメントの時点では別にあれてないんですよ。

 

 

実際、このコメントへの意見は批判が殺到したとされる時間以降の4月5日の1時時点でも9件しかなく、つまりはこの意見自体は別に批判されていません。

もっとも、DMとかでわざわざ意見している人がいれば別ですが、それでも炎上とされるほどでもありません。

 

一方で、このコメントに対してある方から指摘があったものに対する発言。

 

 

 この時点でもそれほど炎上していません。

同様に執筆時点でもコメント数は6件にすぎず、批判的なコメントはありますが、まぁ、それは炎上というものでもないでしょう。

 

ただ、この後のコメントが非常に悪意のあるコメントで、炎上した理由はもはやけものフレンズの議論とは関係ありません。

 

 

まず、よくわかりませんが、けものフレンズに限らず、アニメに限らず、ファンとアンチが意見を対立するのは歴史上延々と繰り消される構図にすぎません。

当然、それが正しいものであるとは思いませんが、これはけものフレンズに限った事ではありません。

 

別に漫画家であるから別な作品への意見をするな、という話ではなく、漫画家が批評に対して「相反する意見に対してのコメントはいやがらせでありいじめだ」と切り捨て、自分の意見は正しく、相手の意見は間違っているという一方的な枠に押し込んでしまった点にあることは言うまでもない。

そして、悪質なのは、アンチに対して意見を言う事は正義であり、自分はその正義の為に悪であるアンチと戦うと宣言します。

これは、真剣に批評した人も含め、十把一絡げにぶった切る話で、これで炎上しないわけがありません。

 

その後10分後に以下のようなコメントを追加します。

 

はい。これも悪質です。

マナーの定義は私が作るという話にすぎません。

その上で、私は意見するが、お前らの意見は意味なんてなさない、つまり私は無敵なのだと宣言しているだけで、意味がわかりません。

 

最近上がっている2への意見記事には様々なものがあります。

監督が降板したことはやむを得ないとしても、であれば新しい体制を生かした作り方があったのではないかという考察や、ファンの溝を生み出した原因を考えたもの、純粋におもしろかったという人もいれば、ケムリクサとの比較をして批評をする人、1との矛盾について言及する人、本当にいろいろあり、ある意味、作品との向き合い方はまさに十人十色であり、だからこそ批評を読むことは楽しいと感じるほどです。

 

そもそもニコニコのコメントが荒れるのは今に始まった事はではありません。

普通に考えて、炎上している作品をわざわざニコニコでコメントありで見る意味などありません。

普通の動画ですらたいていの場合、ネタ動画を除外すればコメントは邪魔でしかなく、ネタ動画以外との相性は最悪です。

純粋に作品を見るという話しであれば単純に他人の意見やコメントなど見る必要もなく、コメント非表示にする、または別な媒体でみればいいだけのことです。

 

さらにいえば、謎なコメントが付いたり、一定以上のファンじゃないと全く理解できないようなネタで盛り上がるなども日常茶飯事です。

ニコニコ動画のコメントなんてものはそれ自体がネタであり、それを楽しめない人が使うものですらないでしょう。

 

にも拘わらず、自分と違う意見であったり、自分が望まない形のリアクションがあればそれは悪だとするのは一方的ですし、さらにそれに立ち向かう自分は正義であり、いじめっ子を退治するヒーローだとすら定義しています。

 

それこそ漫画やアニメの中の設定であれば多少楽しめるのかもしれませんが、現実でそこまでご都合主義で設定されれば批判が起きて当然です。

 

それこそ安易な批判的な意見がマナー違反だとするならば、ご自身も一方的で安易な批判はするべきではないでしょう。

 

スレッド内のコメントにもありましたが、批判にはたくさんの見方があります。

当然単純に悪意を持って参加している人もいるでしょうが、アンケートの推移をみても、単純に1話切りされている割合の高さや、てこ入れっぽい箇所でのやらかしで再度の悪化など、推察するに単独の作品としても失敗している事は否めませんし、その状況でわざわざ1のストーリーと意味不明な絡め方をしているような対応も賛否を呼ぶ以外のなにものでもありませんでした。

これで批判がおきるのが異常だとするならば、もはや作品に対してはだれしも一切の意見は述べてはならず、まさにどこかの国のような誰かが決めた美しい意見が全員の総意であり、唯一の意見であるとするしかないでしょう。

 

近藤氏のコメントが荒れたのは、単純に本人が偏ったヒロイズムに酔った為の事故にすぎず、ただそれだけの事です。