夫と私で説明の仕方が違うらしい
全体のやり取り(夫婦間での普段のコミュニケーションの在り方)や状況が分からないので何とも言えないかな。「じゃない方」というのは厳密にはA以外の全てを指すのであまり適切とは思わないが机をたたくのは論外。
前提として夫婦間の会話で机を叩く状況というのが理解できないので、それの点は論外として、ただ一方で、相手がモラハラ夫というだけで妻側の説明の不備というか、そもそもコミュニケーションが成立していない問題についてなかった事になるのもどうかと思う。
文章でみても、後半の説明がなければ「何言ってるの?」となる。
恐らく僕も。
僕だったら「ごめん。牛乳の開け方間違っちゃった。次から気を付けるね」という言い方から入るかな。
そもそも「気を付けて」と言われても、何を?となる。
コメントを読むとそれぐらいわかれよ、というコメントがあるが、それこそ牛乳の開け口を間違うとか普通にあるので「気を付けて」と注意される程の事でもない。
そこに「気を付けて」と突然言われていきなり「あぁ牛乳の開け口を間違ったのね」という発想はいきなりは出てこないし、例えば状況がまだ牛乳の開け口に触れてすらいなかったら僕も全く理解できないと思うが。
その上「じゃない方」という言い方も一瞬「何のこと?」と思う。
夫婦間に限らず相手に意図を伝える事は、相手との関係性や状況、話し方等いろいろ配慮が必要だと思う。
僕だったら、まず自分がやらかした時は、最初に「ゴメンね」から入る。
その上で、何について謝罪しているのか説明する。
今回で言えば、牛乳の開け口を間違った事について説明する必要があるので、ごめんと誤った上で、開け口を間違った、と伝える。
この時点で基本的には相手にはこちらの意図が全て伝わっているので「気を付けて」は不要かと。
例えば子供に対して過剰に子ども扱いする事は実は適切ではない。
それと同じで「気を付けて」というのは、相手を慮っている言葉のようで、その事に注意が払えないと私は感じたので気を付けてくださいね、という意図になる。
当然そんな意図では言っていないと思うのだろうが、言葉は結局受け手の感じ方次第という事で、過剰に子ども扱いされる子供は、親から信頼されていないと感じたり、自分は子供なのだという意識が強くなり親離れが遅れたり、自立の目がでなかったりする。
その上で僕は失敗したときは「どうするか」という点を加えておけば、相手の理解も得られると思っているので「次はどうする」とかそういった言葉で締める。
例えば、我が家ではちょっとの汚れの度合いの違いで入れるゴミ袋が違う。
この汚れの度合いの判断が結構難しい。
僕からすると蓋の類は中身がついている事もあり汚れているものとして扱うが、妻の中ではそれは汚れていないものになる。
例えば牛乳の容器は汚れているものとして扱う。
包装の類は汚れているものとして扱うものが多く、一部例外がある。
で、僕はこの基準が僕の中の判断と違っていた為、おっとこれはどっちだろうか、といつも悩んでいた。
なので妻に「ゴメンね。XXXは汚れているものに入るんだっけか?」と聞きつつ、「何度も聞いてゴメンね。これ次から聞かないようにした方がいいからメモ用紙に汚れているものに含むものを書き足してもらえると嬉しいな」とお願いしたわけです。
いや、お前が書けよ、と思われるだろうが、そもそも汚れているものの判断基準が分からないので、最初は書いてもらわないとどうにもならない。
この話も、どっちの基準が正しいという話でもないと思う。
僕の感覚では蓋は汚れているものだよね、と思うし、それに同意する人もいるだろうけど、同様に妻の感覚ではそれは汚れていないものという判断で、それに同意する人もいると思う。
別な定義があればそれも参考にするが、夫婦間での整理で言えば、結局どちらかの意見にすり合わせるしかない。
で、どうやったら円滑なコミュニケーションを図れるかという話で、僕はメモに書いてもらえる方がありがたいのでそれをお願いして、妻もそうだねそうしようとメモに書いてくれる。
だから我が家のキッチンには容器のゴミも何も基本的には残らない。乾かす必要のあるものが置かれる事はあるが、ペットボトルも飲み終えたら自分で綺麗にして、ペットボトル用の袋に入れるし、牛乳やコーヒーポーション等のゴミ、その他のゴミ類も妻と決めたルールで自分で処理をする。
ルールやコミュニケーションは結局夫婦間でそれぞれ文化を作るしかないと思う。
机を叩く程の事では僕はないと思う。
が、もしかするとそこに至るまでいつもそういった言い方をされたら僕も嫌になるかなとは思う。
何時も「気を付けて」「気を付けて」と言われるのは正直あまりよい気もしないし、自分もそんな言い方は妻に対してしない。
妻からすれば「いや、気を付けるのはお前だろ?」となるだろうし。
だから僕なら「ゴメンね」から始まるし、次は気を付けると、絶対守れるわけではないが、頑張る意思も見せる。
そんな小さい事の積み重ねなんじゃないかなと思うのだけど。