何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

ターゲティング広告だから閲覧者側の行動の問題という嘘

昔から気になっていた事の一つなんですが、確かにターゲティング広告を利用している場合、ある程度閲覧者の行動(サイトの閲覧傾向や検索内容等)によって媒体に表示される広告が制御されるわけですが、この時多くの場合「それはお前の見ているものの影響だ」という意見がでます。

 

私もそういった発言を比較的するのですが、では本当に媒体側に非がないかというと、それは確実に嘘です。

 

で、その事について、おそらくネットに詳しい人は皆知っている程度の情報で、別に一部の人が知っているわけでもありません。

 

そもそも現代の広告配信プラットフォームは管理者側の設定方法について言えば、概ね似たような作りになっており、設定すべき項目も、多少の差はあれど似たようなものです。

 

で、通常広告枠に対する設定でどういった広告は載せるのか、逆に載せないのかという設定ができます。

実際には、このどういった広告をのせないのかの制御は難しいのですが、一方で、実は多くの場合、どのサイトの広告は拒否するのか、という設定も可能です。

その為、有名どころのエロ広告を載せるサイトは拒否するなどと言うのは、実は簡単で、初めて広告配信をした、初めて運用をした、という程度であれば知識や経験がないのでわからないというのは判りますが、少なくとも普通に運用を経験した、運用をしているサイトであれば、ある程度のリストの管理をするなどして意図的に非表示とする広告配信者というのを制御する運用をしています。

 

ですから、実際のところHuffPost/ハフポスト(日本語版)にエロ広告が掲載されるというのは、短期的には設定漏れや設定ミスというのが想定されますが、実際には「そういった管理に興味がなく、何も管理する気はない」というのが実情でしょう。

 

なお、この手の運用で失敗する事例として、パートナーネットワーク経由の配信の管理漏れというのがあります。

多くの場合、どの配信プラットフォームでもパートナーネットワーク経由の広告を表示するか、しないか、という設定があります。

 

で、このパートナーネットワーク経由の広告がくせ者で、直接利用しているプラットフォームで禁止されているようなものや、または、表示しないとしているカテゴリであっても、相互に条件が合致していない事が多く、制約をすり抜けて反した広告が表示されることが少なくありません。

 

では、このパートナーネットワーク経由の広告は制御できないので媒体側に責任がないかと言えば、当然、そんな事はありません。

通常はパートナーネットワーク経由の広告を受け入れるかどうかは設定で制御できますから、怪しい広告が出ていると認識した場合は、ネットワーク事に設定を解除し、そのネットワークから広告を受け入れないという設定が可能です。

 

ただ、パートナー経由のネットワークを受け入れないとする場合、配信される広告数が減ったり、広告枠で得られる報酬が減少したりしますから、少なくとも「営利優先でガバナンスよりも収益率」と考える法人の場合は、設定を認識していても解除する事はありません。

 

まぁ、設定を駆使しても完全に管理する事はできない(どうしても次々新しい広告は流れてくるので、仮に正しく管理していても、そういったものが出てしまう事は完全には排除できない/が、所謂皆様がよく見るエロ電子本の媒体などを排除するなどというのは、別にできなくはない/配信元を変更されない限りは)ですが、それでも、でている広告を見ると「あぁ、この媒体主は何も管理していないか、利益優先なんだろうな」というのは、広告枠の管理をした事のある人間であればわかるものですから。

 

結局のところHuffPost/ハフポスト(日本語版)にエロ系の広告がでているのは、HuffPost/ハフポスト(日本語版)がエロ系の広告に対して管理する気がなく、そういったものに対して何かしら信念があるわけでもないというだけの事であって、それ以上でも以下でもありません。

 

なお、私個人は、広告とはそんなものよねとある程度理解していますから、自分の嫌いな広告がでても、嫌悪感は抱きますがその程度のもので、別に媒体主の責任を問おうとか、糾弾したいとは思いません。

 

そもそも嫌悪感を抱くかどうかなんて人によるものですし、私個人の感情と他人の抱く感情が一緒というわけでもありません。

私が嫌悪感を抱くものは全て排除すべきと宣言すると、同様に、他人が嫌悪感を抱くものも全て排除を受け入れる必要があり、つまり最後は何も残らない程度の焼け野原になる事を覚悟する必要がありますから。

 

私はそんなものは望みません。

 

が、HuffPost/ハフポスト(日本語版)さんは、他社媒体に対して、それこそそういった責任を問うわけですから、当然ですが、自社媒体にそういったものが表示されている、表示されるような設定で放置しているという責任は負うのだと思います。

 

なかなか興味深いのは、ネットに詳しい人達が、今までほとんどこの話しに触れていないのは気になっていたのですよね。

 

まぁ、どうでも良いですけど、他社を責める程度の高い何かを持っていらっしゃるのであれば、自社媒体の管理程度はもう少し中小企業で広告枠の運用をしたことがある人間から指摘されない程度には真面目にやったらどうかと思いますけどね。

 

<追記2>

 

ブックマークコメントをいつも先頭に配置していますが、なぜかとんでもない空白が挿入されるという不具合があるのでコメントを末尾に移動しました。

これ、どっちの問題なんだろうか。

雰囲気的にはてな側のスタイル設定の影響っぽいのだけど。

なにか設定変えた感じ?

 

 

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

PR系は選別して載せているので、実際には閲覧者に関係なく、媒体側が選んだものなので言い訳はできないかと。一方で枠であっても選別は実際にはできるので、実は媒体側がやってないだけというのが実際のところですよ

2022/04/18 00:24

 

 

<追記1>

 

と、適当に記事を書いてから、その手のツッコミがないのかとブコメを覗いたらちゃんと指摘している人もいますね。

 

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

うちの場合だけど、成人向け広告の表示をブロックしたら収益が50%減になった。ハフポスさんもさすがにやれんよね。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

ターゲティング広告でも業者によって、アダルト、電書、コンプレックス商材は配信できなくすることができるのだから、そう設定すればいいのに。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

ハフポストのレコメンド広告、ネット広告健全化に向けた声明に賛同し不健全広告対策したpopInやログリーではなく、広告審査が緩く広告収益が上がりやすいアウトブレインを使ってる時点で倫理観低いメディアだな。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

パヨクメディアに教えてあげよう。サイト側で掲載広告をコントロールできるんやで → サイトでの広告の許可とブロックに関する AdSense ガイド <a href="https://support.google.com/adsense/answer/180609?hl=ja" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://support.google.com/adsense/answer/180609?hl=ja つか、ブーメラン芸飽きたんよ。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

Googleのせいにしているが、ちゃんと広告を選ぶことはできる。都度連絡して対応して貰うことは出来る(ラグはあるけど)。やらない方がどうかしている。

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

えーと、Googleが悪い論も出てるけどこういう広告は貼る側が広告審査して弾くことも可能なんですが?<a href="https://support.google.com/adsense/answer/82503" target="_blank" rel="noopener nofollow">https://support.google.com/adsense/answer/82503

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

確かに、ハフポストは広告枠を純広告かPMPによる予約枠にして、クリエイティブを事前審査すべきだろうね、日経にイチャモンつけるのであれば / yoshiopc 仕組みが分かってない素人はお前だ。特定の広告主をブロック可能

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

掲載される広告はカテゴリやURLで取捨選択できるのでハフポストはこのような広告で利益を得ることを許容しているのでは。ドメインを変えたりしてすり抜けてくる悪質な広告はあるにせよ、今は利益優先で全部許可では

治部れんげ石川雅恵金春喜によるハフポスト記事の広告例

自分のサイトで表示される広告の精査も出来ていないと思われるのに、他社の広告採用を批判するって一体どういう態度なんだろう。いや、実は精査した結果「適切な広告ばかりなのでヨシ!」だったのかも知れないけど。