何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

それは反省ではなく、煽りというのですよ、奥さん

 

【4コマ】ブログが炎上して思ったこと、わかったこと - フリーダム嫁の観察記録!:嫁4コマ日記

元記事はまだ論点を明らかにすれば記事としては成立すると思いますがこちらの記事は完全にアウトだと思うが。記事に限らず全ての物事には肯定・否定があるし、伝わる・伝わらないもある。相手が全て悪いわけではない

2017/09/26 10:35

 

ちな、元記事への私のコメントは以下のものです。

 

専業主婦は【給料制】にするべきだと思う ~世のバカな旦那共へ~ - フリーダム嫁の観察記録!:嫁4コマ日記

タイトル詐欺ではある。ただ、筋としてはわかる。でも、世の中のお小遣い制の旦那とお財布を握っている主婦のどちらが自由に使えるお金があるのか、そこを調査しなければならないのでは?実はより不幸な事実が・・・

2017/09/25 16:18

 

うーん、余計にタイトル詐欺になっているわけだが。

 

まず、どんな記事でも肯定的な意見もあれば、否定的な意見もあります。

それは自分に非がない場合ですら存在するもので、こればっかりはどうすることもできません。

 

一方で、炎上する時には、炎上するほどのものでもないのに炎上してしまうケースと、炎上するべくして炎上するケースがあります。

さらに言えば、炎上すると思いきや、実際には炎上しないケースもある。

 

炎上するほどでもないのに炎上してしまうケースは、大抵の場合、書き手は説明不足であったり誤認するような記述をしてしまっている場合、同時に、読み手も流し読み程度しかしていないので本当に伝えたいことが上手く読み取れていないケース。

こういったケースでは、原因の部分について書き手が補足したり、場合によってはその点をお詫びすれば事は比較的安易に解決します。

場合によっては、なぜか炎上を経て評価が反転するケースもあります。

 

一方で、炎上するべくして炎上するケースは、もはやいうまでもなく、炎上前提または炎上する理由を書き手が理解していないケースの一択です。

書き手がその内容が特定の領域の人と対話したいおもいでネットに記事を配信し、その記事が比較的偏っている(良くも悪くも)ケースではよくあるケースです。

こういったケースでは読み手との対話は原則不可能ですので、納めるには時間と記事の削除程度しか方法がありません。

こう言ったケースの悪手は、都度説明を入れたり、言い訳をする事で、そもそも自分の意図が誤認されているとしか書き手は考えていないので会話など成立しないにもかかわらずそれを実現するという事は不可能ですから、こういったケースではひたすら耐えるしかありません。

 

炎上すると思いきや、実際には炎上しないケースというのは、最近多いですが、炎上に味をしめている人や、炎上させる気満々で意図的な記事を配信しているケースです。

読み手というのは、書き手が思うよりも自分の興味関心に実直であると同時に、ネットの経験値があがればあがるほど、2番煎じや狙った芸については嗅覚が鋭くなります。

嫌いなモノや、肯定的な意見、否定的な意見、何れであってもコメントするというのは実はそのサイトや運営者についてまだ評価が確定しておらず、意見するに値する場合であって、既に評価が確定し、炎上芸人として認定されると一定数の読み手はそもそも読む事そのものを止めてしまいます。

結果として初動の読み手が減少し、炎上を狙ったところで炎上しないし、そもそも普通の記事や書き手としての評価をほぼ無くなり、そういったサイトやブログは後にひっそりと閉じる事となります。

 

今回のケースでは最初の記事は完全に2つめの内容です。

一見すると1つめケースように感じますが、1つめのケース、つまり読み手にも書き手にも問題があるというケースでは、少なくとも書き手は書き手の問題点について現象を経て理解する事ができます。

何が自分の理解と異なるのか、そういった視点の人もいるのか、などそういった点です。

しかし、今回のケースでは後の記事を見てもわかるように意見が合わない人というのはどういった人であるのかを広く見れておらず、結果として自己反省と見せつつ読み手を批判しているだけの内容になっています。

 

ブコメというのは100文字しか入りませんので、その少ない文字数からブログの記事以上に書き手の意図を読み取らなければならず、なかなかこれは難しいものです。

特に、ブコメでは前後の意見に反応しているケースも多く、ただその一つのコメントのみを読み、それをもって批判と捉えたり、その言葉のみに反論すると論点がずれた結果を招きます。

 

今回のケースでは、肯定的な意見と否定的な意見の境界線には、報酬(給料)の定義、そもそも夫婦の関係性による違い、専業主婦という環境について意見、そして特定夫婦の問題を社会問題のように誇張している点、ざっくりいうとこの4点が意見の大半です。

ただ、実はよくよく読み解けば、論点自体はまとまっており、これは実は肯定的な意見と否定的な意見は解釈の仕方やその尺度の微妙な違いであるだけで、それほど異なった感覚で意見は書いていないと言うことです。

つまり、実は意見自体はどれも的を得ており「よく読め」という批判をすべき類いのものではありません。

 

否定的な意見を見てしまうと、どうしても「よく読め」と言いたくなりますが、それは自信にも言える事です。

 

こういった羅列される意見というのは、ミクロな視点で入ってしまうとピントがずれがちです。

まずはマクロな視点で捉え、それらを整理した後、ケース別にミクロな視点で再評価する方がよいでしょう。

 

そうすれば後に書いたような煽り記事を書くことも無くなり、読み手の意見をもう少し論理的に受け入れる事ができると思います。

 

そんな感じですかね。