何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

ATM手数料の件

ATMの手数料に文句言ってるヤツ - 自分の頭で考えた結果

最近の法人向けの貸出利息は結構悪い。5%以上なんてざら。そうすると、年間4%以上は簡単にもうけてるわけで、10万円平均で残高あると年4千円。月3回ぐらいだと無料でもいいぐらい。実際銀行はそれ以上利回り得てるし。

ちょっとブックマークしつつコメント書いてみました。

別に手数料を取る事が根本的によくないといっているわけではなく、元記事の以下の部分が非常に気になるわけですね。

大した金額を預金してるわけでもない一般市民なんて、銀行からしたら利益を生まない客だろう。 

確かに大口の顧客を優遇するんですが、実質いくら預入しても預入となる金融商品が変わらない限り、同じ1円が銀行にあたえる利益はそれほどかわらないんですよね。
第一、Aさんの預金をB社に貸し付けるとかして、個別のお客様の預金毎に利益計算しているわけでもないんで。

それから、ATM手数料という議論を他行取扱いの手数料とごっちゃにするのもどうかなと思うんですよね。実際のところネットバンクを除くとATM手数料は無料(時間外除く)であって、おそらくここで議論している手数料は他行取扱い手数料なわけで、あれは、ショバ代なわけです。

あのショバ代は過去にもスター銀行もやらかしたし、セブン銀行もやったしいろんなところが錬金術的につかってるんですが、そもそも、自分の銀行への貢献なんてまったくないのですよ。つまり、単純に他社のATMを使った手数料を利用者に自己負担させているというだけで、一般市民が云々とか大口が利益生むから云々という議論ではまったくないのです。

結局のところ預金そのものは小口でも大口でも利益は同じようにうむわけで、まぁ、あえて区分けするなら派生商品買いまくりで手数料落としまくりの人は優遇するというぐらいです。

そもそも、銀行には調達方法が預金以外にもあるから、別に、預金の額=銀行への貢献でもないので、個人的には、このATM手数料と預金者の関係と牛丼280円で高級フレンチなみの対応を求める件は同じではないと思うんですよ。