部下が生理休暇取りたいって言うから人気のないところに連れて行って「うちの生休は無給だからオススメしない。生理の日は在宅にしてサボりなさい。今後は自分の周期を把握して、予定日にテレワークを合わせられるよう自分で仕事を調整しなさい」って教えたら泣き出した シメられると思ったらしい
— たけのこ (@shirataki260) 2024年5月16日
これについて・・・
無給?有給とればいいじゃん。
— アンジェ。 (@Angie_04200) 2024年5月16日
会社に生理休暇制度がなくとも。
法定の有給が年に20日とかあるわけで、それを使えばよくないの?
予定日調整してテレワークにしろとか、ハラスメントよ。
こんな反論がありました。
社会人経験がないからなのか、それとも知識が不足しているだけなのかわからないが、少なくともわざわざよりよい提案をしてくれているのに、それ以下の提案をするという意図がわからん。
まぁ、ネタ的な書き方で「人気のないところに連れて行って」という部分に嫌悪感を抱くというのはわかるが、これぐらいの配慮(プライバシーに関わる問題なのでそういった配慮が必要/現行法上の課題を理解した上で、現場で上手く解決)ができる人が、当然の事ながら本気でセクハラ紛いの事をするとは思えないので、そこはネットでの様式美ではと。
より具体的に書けば、生理の話しなんて他の社員の前でしたいわけでもないでしょうから、会議室やミーティングスペースで、他の社員に聞かれないように配慮したという事の、ネタ的な表現
なお、こういった対応についても、一般的には管理職研修やハラスメント研修で当然の事ながら学ぶのが社会人というものです。
で、現行法では結局のところ無給でしか対応がされないため、仮に毎月それで対応すれば、特に若手は厳しい事になる。
純粋に手取りが減るので、取得できるよう現場を調整したとしても、違うところで疲弊(経済的負担や、結果的に取得しない選択を採らざるを得ない状況)する事も想定される。
なので、現場として上手くそのあたりを処理してあげる必要があり、その一つのやり方が「終日外出」扱いや「在宅ワーク」扱いとして、実質休日と同等の扱いをするとういう方法です。
前者は所謂「直行直帰」としてしまい、上司が承認していれば別になんとでもできるし、後者はそもそも在宅なのでミーティングや余程差し迫った納期などに終われない限りはその日何をしてもよいでしょう。
そんな感じで現場の上司というものは上手く法律と現場の現実をみながら対応しているのが今の世の中なのですよ。
新人だと有給は少ないし、毎月使うというのは現実的ではないです。
その上、そんな事に有給を使ってしまえば、それこそリフレッシュする事もできず、ただ働く為だけの状況に陥り、メンタル的な問題にも繋がります。
なので、有給は基本的には個人の自由で、病気だったり体調不良だったりという事にあてるのでは無く、鋭気を養う為に使ってほしいわけでして。
こういった事に、否定的な意見を述べるのは個人の自由ですが、そういった発言が女性に限らず上手く労働者の環境を整えたいと配慮してくれる人を減らすような状況になるという事は理解していただきたいなと。