何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

PCデポは株式分割の影響と10月の月次報告次第ですかね

なんでしょうね。

 

今年は話題に事欠かない年です。

株式界隈ではJR九州の株式情報の話題が別にそれほど騒がれることもなく、ひっそりと上場日まで1ヶ月を迎えるという状況で、まぁ、別にそれはそれでいいんですが。

 

そういえば最近だいぶ話題が落ち着きつつあるPCデポさんですが、件が発生する前に予定されていた株式分割をどうするのだろうか・・・なんて考えていたところ、予定通り実行する旨公示されましたね。

 

ホルダーの方は安堵なんでしょうか・・・。

 

しかしさすがです。

売上の厳しい下げを食らっても余裕で影響についてあえて「軽微」と月次報告に書くだけの会社です。

包容力が違います。

 

あまりの包容力にうっすら影が見えますね。

 

株式分割前後の株価の動きというのは通常はそれなりに楽しめるものではあるのですが、件の影響が大きすぎてむしろ火事場でしかありません。

 

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最大の関門となるのは10月11日頃に公表が予定される9月の月次報告の結果でしょうか。

ただ、そもそも「底」ってどこだったっけ?みたいな状況ではあるので、この状況でホールドしている人はもはや多少の値崩れでは投げることもないでしょう。

しかしキッツいのは、この状況で楽観的な期待以外に何ら上げ要素がないという事情です。

最低限売上が戻ることは前提として、そもそもそっち系のビジネスを主軸にする事が企業継続に影響をおよぼさないのか?なんて話題は考えなくもありません。

同業他社でいえば、訪日系に全力シフトしたところのような末路が待っているのかどうなのか・・・。

基本的に売上が一定のラインを超えると死ねる状況に陥るので、そのボーダーを超えるのか超えないのかが結構肝であったりはします。

言い換えると、売上を多少さげようが、実際のところはそのボーダーを超えないのであれば、余裕で事業継続できるし、利益をコンスタントに出しているので、長期的にはアリという判断もできなくはありません。

 

「軽微」が「軽微」のままで速報値が改善しているのか、それとも「軽微」なんだけど「致命傷」になっているのか・・・。

 

トレードの視点だけでみると、結構面白い状況ではありますが・・・。

 

なんせ日経平均や為替と全く連動しない状況ですからね。

日系平均が上げようが、下げようが、為替が動こうが動くまいが、PCデポの株価は我関せずと自律して上下します。

 

10月もPCデポの動きから目がはなせませんね。