何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

全銀ネットと即時送金

 

三井住友銀行からSBI銀行に送金したんだけど、15分位で振り込まれてた。 な..

全銀ネットは金融機関間での取引の共通システムであり送金時には出し手と受け手でざっくり言えば貸し借りの関係が成立する。全体による貸し借りの関係をもとに最終的に相殺し最終取引により清算する仕組みだったはず

 

ちょっと嘘書いた。

出し手と受け手ではなく、出し手や受け手と中央決済機関の間での貸し借りが正しい。

 

で、この全銀ネットがもともと受け入れ時間による制限を加えていたものを、段階的に即時受付および即時処理を行うという事になり、それに伴い、中央決済機関を通過する取引の迅速化が図られた。

結果として他行宛ての送金についても、全銀ネットが定める営業時間内であれば、原則として、おおむね1時間以内での着金が実現している。

但し、全銀ネットへの接続は各行により接続時間が異なるため、厳密には常に即時送金が行われるわけではない。

なので、送金元・送金先の両方の接続時間を本来は確認すべきだが、まぁ、今時点ではだいたいのところは平日に関して言えば、即時送金に対応しているといってよいかと。

 

なお、清算の仕組み自体は変わっていないと思われる。

送金時点で銀行と中央決済機関間で清算は行っておらず、おそらくこれまで通り、最終的な取引の状況を相殺し、最終的な清算を実施している「はず」。

 

「はず」というのは、私自身は即時送金に関するAPIを使い、それに関わる範囲で銀行との会話をしたが、昔と違い今は清算業務にかかわる中身(全銀ネットの中身の仕組みの詳細)までは間接的に聞いているだけなので。

 

間違ってたら誰か訂正してくださいまし。

 

(補足)

回答になってないな。

なので、実際に送金処理を行った際には、お金が動いているわけではない。

貸し借りという取引により最終的に払うよ、的な扱いで、相手方は口座に着金させているという感じ。

その処理自体の制限が緩和されたので、即時に近い形で今日では取引を利用できるようになった。

まぁ、相手の銀行はあなたの口座の残高は知らないけど、あなたの銀行はあなたの口座の残高(または余力)を知っているので、支払い可能額の範囲であれば送金を受け付けたとしても、その取引に関してだけ言えば、最終的には清算可能(但し、実際の中央銀行との清算業務で言えば、それに限らないので必ず清算可能とは限らないが)なので、電子的取引上のトランザクションの制約さえ対応できるようにすれば、実質的には即時の送金は可能という話で、それが実現したのが昨今の事情という事です。

なお、大昔は送金情報のやり取りの関係で、本当にデータを物理的にも処理する必要もありました。

(相当昔の話ですが)