ファミコン世代をDisってる記事がアホすぎてどうしようもない
ファミコン世代が日本の大衆文化をダメにしている - ボンタイ
そうか、平成世代が背負ってるものって相当重いんだね。大変だね。がんばれ。
2015/01/08 17:52
途中までで疲れた。
うーん。マーケティングって言葉を知らない学生なのか、社会人にもなってターゲッティングって単語を知らないのか。
どっちでもいいけど。
たぶん、マリオとかファイナルファンタージって、日本の文化の中で、海外まで知名度あるものとしては、まぁ、中国でも蒼井そらには負けるとしても、かなりメジャーだけどね。
まぁ、それでも偏ってるけど。
でもそれいっちゃうと、そもそも外人なんて、日本文化を真っ当に知らないし、マーケティングを考える上で、日本の特徴、購買層に合わせてCMを作るのは至極あたりまえなので、この行為を批判する意味は全くないし。
グローバル化とCMの構成にはそもそも関係性はない。
海外でマーケティング戦略に関わったりするんだけど、例えば、色であったり、男女の立場であったり、肌の色への執着であったり、生産国であったり、音楽の傾向であったりと、全ては国により当たり前のように違う。
これは、例えば海外のコンビニにいってもハッキリわかる事で、商品陳列や商品構成、キャンペーンも含め全然違うし、そうなるのが当たり前。
例えば、ネットビジネスの旺盛なこの時代に、日本ではネット経由の申し込みが当たり前だが、アジア圏では未だに対面以外では消費者が契約しない国とかあるんだよ。
そういった文化的事情にうまく合わせて販売戦略・戦術・手法を組み立てるのがマーケティングであって、ターゲットとする購買層にリーチできればそれが正解。
そもそも別な国の事情を日本で考える必要なんて全くないし、なんでそんなめんどくせーことしないといけないのよ。
ガラパゴスってのは、グローバルなプラットフォームが存在するものを、あえて国内事情に固執し、結果世界の動きとギャップが産まれているものをさすわけであって、日本の特徴や個性、傾向といったものについて使うものではない。
そもそも購買層へのアプローチってのは全然国、国の中でも地域、さらには性別等により異なるので、ガラパゴスとか関係ないわけで。
自分の意見もどこにぶつけていいか、記事が意味不明すぎて的がしぼれないんだけど、出てくる言葉の意味をまずは正しく理解して使うべきだし、一度、ちゃんと海外で仕事した方がいい。
ガラパゴスってのは、実はマイナスだけじゃなくて、その市場の独自性ってのは、生かす事も殺す事もできて、実際それがいい意味で海外から注目された事があるわけで。
以前、中国の次世代事業者選定の提案において、日本のiモードプラットフォームについて中国版を構築できないか、という相談を受けた事があります。
中国では当時統一的なプラットフォームが無かったので、彼らは日本のiモードのようなプラットフォームにあこがれ、次の時代を担うものの一つとして構築を考えていたので、国内でそういった事業に関わった人間について相談をしていました。
それぐらい、当時の日本の携帯市場というのは特異でもあり、ビジネスとしては非常に独自ではありますが興味をもたれる存在だったんです。
やっぱ日本人はちゃんと海外にいって仕事して、多面的に日本市場をみれるようにならないと、本当に日本はアジアの後進国以外のなにものでもなくなっちゃうなぁ。
あと、日本の文化にもう一度光をあてよう!みたいな取り組みしているのは、ファミコン世代じゃなくて、団塊の世代あたりな。
彼らからすれば、戦後の成長を支えた自負も有るし、そもそも当時は日本はアジア1の成長国であり、そして彼らは実際にアジアで一番の経済国にした自負があるので、それは仕方ないかと。
それを批判したいなら、それ以上の何かをグローバルな中で確立できないと、むしろなんもできねー若者が愚痴ってんなよ、っていわれるだけなんで。
その辺もちゃんと知っといた方がいいよ。
本当に悲しいね。
<追記>
なんかキャラクター使った手法を批判しているけど、それ、日本以外の国でも近年つかわれているから。
例えばお隣の中国では、日本に負けないぐらいキャラクターを用いた購買層の掘り起こしが行われているわけで。
ヨーロッパに関していうと、キャラクターというものを使うぶんかがそもそも定着していなくて、あそこは実在の人物を使う事の方が効果が高いだけ。
これは文化の違いであって、別にどちらが良いという話ではない。
あと、韓国についていえば、あそこはもともと内需規模の問題から国内販売についてそれほど日本ほど注力はしていないんだよ。
財閥の力が強すぎるのでそもそも競争が発生し辛いってのもあるし、そんな地域のマーケティングについて内需でも成立する日本と比較するってのは、マーケティングの話ではもはや意味不明過ぎ。