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何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

市場は成熟すると後発参入者の余地はほとんどないと思う

 

スケートで飯が食えない理由を時代のせいにしていませんか? - SHIN OKADA | 岡田晋公式ブログ

どうなんだろう。確かに自ら動く事は大事なんだけど、市場が存在しない所に市場を作る事と、市場規模がある程度確定している状況で潜在的な市場を開拓しすすめた状態で参入する状態では負担は全然ちがって後者が大変

2015/01/13 14:44

 

よんだ。

 

確かに自らやれるだけの事を適切に行い、不足する所は活動量でもなんでも補うべきというのはその通りだと思う。

 

一方で、経済的な話のみでいえば、ちょっと違うかなと感じる部分も。

 

確かに、市場が開拓される前の状態の時に参入することは、市場そのものを作る事でもあり、その潜在規模も把握できず、まさに開拓者としての苦労が有ったと思う。

 

ただ、その時代が厳しかったので、今はまだマシ、ってはちょっと違います。

 

市場というものは、無限大に規模が拡大するわけではないので、ある段階でその市場内で活動できるプレイヤーが限定されます。

 

飽和するという事ですね。

 

まぁ、飽和しなくても、市場が成熟し始めると、市場の中で価値を出すという事が以前よりも難しくなります。

 

この辺りの話はイノベーション理論あたりを読んでほしいのですが、何れにせよ、市場とは常に成長し、その中での価値は常に変化(プレイヤーからするとネガティブに)します。

 

その為、先攻参入者と違い、後発の参入者は極論いえば、同じ事を同じコストで実現できても先攻参入者に勝つ事はできません。

 

なぜなら、知名度や信頼性(又は実績)等市場との間で気づかれているものが違うので、同じクオリティやコストであれば先攻参入者を選択するというのは市場の原則です。

 

よって、後発参入者は、仮に同じクオリティの事を実現するとしても先攻参入者とは異なる価値が存在しない限りは選択される事はありません。

 

例えば、CDの話が出ていましたが、2人の歌い手がいたとして、同じクオリティの歌を届ける事ができ、同じコストで参加していただけるとします。

 

話だけ聞けば後者、つまり今回の比較でいうと後発参入者の方が新人にも関わらず先輩と同じクオリティを発揮するわけですからすばらしいという話でもあるのですが、コストが同じであれば選択されません。

 

仮に、コストを下げたとしても実際には選択されません。

 

そこには、前述の知名度や信頼性が欠如している状況ですので、まずはその部分を何らかの方法で補わない限り選択されるという事は非常に難しいのです。

 

イノベーション理論でも触れられていますが、なんからの変化が生じる事が必要で、その事が比較的現実的な選択肢である業界は、この変化が非常に早く、また、新しい価値の想像が常に行われます。

 

具体例でいえば、インターネット関連ビジネスがまさにそうですね。

 

価値の創造 → 付加価値の追加 → コストの低下

 

このサイクルが常に周り、低下したコストの壁を超えるものは新しい価値の提供となります。

 

スポーツの場合、この壁を超えるものが何であるかというのは私にはわからないのですが、先駆者より後発者の方がその壁を容易に超える事ができるというのはないのではないかな?と思います。

 

まぁ、錦織圭君のようなスターや羽生譲君のようなスターが突然現れる事はありますが、それは数年に一度、それも年間数百人いて一人登場するか否かのレベルです。

 

スター選手=プロ選手だとは私は思わない(野球でもサッカーでもスーパースターだけで構成されているわけではないので)のでもっと違う次元のもので成立するのだと思うのですが、やはり、プロになるとはいえ、そのレベル同士の戦い、つまり市場が成熟に向かうような状況だとすれば、後発者が参入するというのは、先駆者と比較して負担は大きいと私は思います。

 

 

もっとも、「だから?」でしかないのですが。

 

 

結局、インターネット関連ビジネスでもそうですが、愚痴ってても永遠に勝てないし、自分の順番は回ってこないので、その世界で何か得たいなら、結局は飲み屋で愚痴りながらでも何か1歩でも前に進んであがくしか無いのかなと。

 

まぁ、市場云々の話の部分は異論を挟みましたが、記事主の仰るように「活動量」を増やしていくしかないし、価値を高めるには、これも記事主の仰るように「それに見合ったスケーター」にあがきながらでもいいからなるしかないのかなとは思います。

 

先駆者がより高い技術や知名度をもつのは仕方ないわけで、知名度は超えられないなら技術で超えていくしか無いし、技術で難しい・知名度でも難しいなら、第三、第四の何かを考えるしかないですね。

 

どの業界でもこういった戦いはあるものですから、悩み、あがくしか無いというのは変わらないな、と思いました。