取り組むべきはNEXの値下げであってリムジンバス云々ではないだろ
成田空港→東京駅 リムジンバス ひどすぎ - ちきりんパーソナル
意味不明。不便な事はきっとそうなんだろうけど。それ以外は意味不明ですな相変わらず。客層が違う時点でライバルとしては扱っていないだろうし冷静に考えると補助金出してNEXを値下げした方が香港みたいに便利だしね
まぁ、ずいぶん頓珍漢な指摘ですが。
海外に行ったことがないのか、海外に行っても気づかなかったのかちょっとわかりませんが、そもそもあの距離をバスで送迎する事にメリットはない。
いや、正しくは、コストメリット以外にはない。
コメントでは香港の事例を挙げたが、香港の場合はエアポートエクスプレス(AEL)で香港駅まではすぐにつく。
まぁ、チケットを買うところが多少わかりにく(基本場所で迷う事はないけど、券売機であったり、販売所であったりが個人的には日本人にはなれないものかと)かな、と思わなくもないが。
例えば、香港の場合、チェックインも手荷物を預ける事も香港駅で可能だ。
なので、あらかじめ香港駅で荷物を預けてしまい、フライト時間を見つつ最後の時間を楽しむこともできる。
上海の場合、空港が二つある事や、高速道路が整備中であったり、電車はあるけど乗り換えが必要だったりとちょっと香港と比べると不便かなと思わなくもない。
ただ、それほど遠いわけでもないので、日本人の場合はタクシーで移動する人も多く、それほど困る事はない。
何れのケースも、移動距離や利便性を上手く調和させているので、手段が豊富にあるわけではないが、それによる不便さを旅行者は感じる事はない。
成田の例でいうならば、コスト的にリムジンバスが優れているという事であれば、改善すべきはNEXの料金で、海外旅行者の場合は50%オフにするとか、極端な事を言えば、片道ただにするとかすればよいかと。
というか、羽田⇒新宿のようなケースでいえば、コスト以外にもメリットはある。
ホテルごとに近い乗り場で降りる事が出来る点だ。
リムジンバスを選択する理由が仮にコスト以外に存在していないのであれば、観光産業を支援するという意味では、正しくは、NEXの値下げを行うべき。
逆に、リムジンバスの利便性が高く、どうしてもリムジンバスを今後も観光産業の動脈として使うべきと判断するならば、その良さを売りにすべき。
現状では成田⇒東京駅間ではそのウリがコスト以外にないという状況であればもはやNEXに誘導すべきだろう。
空港からのアクセスが優れているというのは確実に観光客に喜ばれるし、特にオリンピックのようなイベントの場合、バスが、列車がではなく、距離を移動するのは電車で、都心部は地下鉄と専用バスでのような欧州型のようなデザインにしないとどのみち旅行者の不満は膨らむだけ。
オリンピックに向けていろいろとやるべき課題は多いが、この問題は、既存をいじるではなく、おおもとのデザインからどうするかという視点で議論しなければならない。
と、思いますけどね。