何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

普通の人は事業所得として認定される事はおそらくない

 

ビットコイン(仮想通貨)の税金上の取り扱いが確定したので解説する - FX初心者向けまとめ解説(株式投資もあるよ)

個人的な経験として言わせていただくと「事業所得」として税務署に認定されるためには、少なくともその収入により生計が維持されている程度の事業でなければならない。普通の給与所得者では確実にアウトですので注意

 

まぁ、個人的経験として、というか実体験なんですが言わせてもらうと、事業所得としてそういった取引を認定させるには、少なくともその事業が主軸であり、その収益によって生計を維持している程度の取引が必要です。

 

これは別に仮想通貨云々の話ではなくて、税務署がそれを事業所得として認定するか否かの話で、ただ単に個人が取引していたとして、それを事業所得として申告しても、おおよそあとで追徴課税を食らいますよ、というお話です。

 

まぁ、私が過去に食らったんですがね。

 

もっとも、私の場合は税務署に相談して、税務署の相談員が事業所得で問題ないという事で申告していたのですが、それでも後にお手紙がきまして、これは事業所得として認定できないので、このままではアウトですがどうしますか?みたいな話です。

まぁ、こういった場合は、基本修正申告するしかないので修正申告するわけですが、ここで戦うとほぼ勝てない戦いをすることになります。

 

この話は結構納税入門書でも嘘を書いているケースが多く、本当にああいった本を書く人は実務経験がないんだなぁと思うのですが、まぁ、事業所得で税金を浮かすという手は古典的なやり方で、一番ハマる罠なので、本当に専業として行っている方以外が手を出すと、後に税金をまとめて支払うことになり人生詰みかねない(税金については逃げ道がないので…)ので、そういった嘘本の雑解説に騙されないようにしてくださいね。

 

まぁ、仮想通貨取引で事業申告するってのはなかなか難しい(例えば、法人口座でFX取引をしてもそれが主たる事業としては認めれらないのと同じ)ので、普通の人にはご縁のない話だと思っていればよいかと思います。