何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

メルカリの利用者層による固有の問題の可能性も感じなくもない

 

【悲報】大赤字のメルカリさん、売上金を払ってくれない : 理想ちゃんねる

うーん、対応にまずい点があるのは判るが、どうもそれだけには思えない。というのも上場会社としてそこまで下手打ついみもないし、たかが数百人程度の売上没収では赤字は埋まらないし経営上無意味。何かありそうだが

 

メルカリで8月6日から本人確認のためとして利用制限になり、免許証を提出しても確認が取れない→売上金が失効するトラブル発生 - Togetter

失効手続き自体は回避不能ではあるんだよなぁ。そもそもそういった事業者として登録しているので。むしろそれを無条件で回避すると法律違反なわけで。且つ、本人確認をしないで振り込むとそれもいろいろまずいわけで

 

よくわからん。

 

まず、赤字の穴埋めみたいなアホな意見はまずありえなくて、そもそも事業上のリスクを一時回避するなら、少なくとも決算前に不正な対応をして、その上で赤字を軽減できるようにするはずで、決算後にこんなしょっぱい対応を事業上の穴埋めの為にやる意味がまったくない。

 

仮にそれで一時的に穴埋めできたと仮定しても、事業である以上、継続的な赤字体質を改善しないとどのみち次の決算も赤字なわけでそもそも意味がない。

 

というわけで、そういった妄想は根本的に素人的な発想としてもアホ過ぎる。

 

で、もう一つは事務上のミスという可能性は有りそうだが、仮にそうであればもっと大量に被害者がいそうな気がする。

 

ツイ主が集団訴訟への参加を募集していたが、私が見た時点ではまだ40人にも満たない人数で、大凡事業上の欠陥で起きる規模としてはちょっと少なすぎる。

 

メルカリの規模であれば審査部門に大きな問題があるとすればそもそも新規もだが、途上も含め相当な数の滞留が発生しないと理論的におかしい。

 

とすると、可能性が高いのは何らかの理由ですんなり審査が行えないようなケース。

 

例えば、送付された身分証明書がシステム上適切に処理できないレベルのものであったとか、調査データ(一般的には市販されている反社やグレー/ブラックリスト、同社内での過去のトラブル履歴など)と突き合わせた結果、人為的に調査や判断が必要なケースがあるわけだが、それが膨大に発生しておりそういったものが処理に時間を要したという可能性はある。

 

システム上適切に処理できないというのは、例えば身分証明書について、公的身分証明書の情報登録などは最近では自動登録(やらないところもまだまだあるけどね)と人間によるその後のチェックという方法が主流だと思うんですが、画像が不鮮明であったり、光の映り込みや、撮影上の影響、選択された証明書種別が不適切であったり、両面送付なのに片面のみなど、幾つかの理由で全て人の手により対応が必要になるケースもある。

で、そういったものは、通常は一般的なケースを想定して割合を出し、どの程度の滞留まで許容できるか、といった業務設計をするわけですが、もしかするとメルカリの利用者層はそういった割合が著しく高い、つまり、人の手で処理を前段階からしないと始められない程度の状況になっていたとすれば、おおよそ直ぐには処理が追いつかない可能性はある。

 

滞留と一言でいっても、ある点で一時的に高まっているだけなら人員の追加は経営判断としては厳しいし、仮に一時的に追加するにしても人員の教育から始めて習熟度に依存したミスの割合とその確認なども行うとなると直ぐには対応はできないですからね。

 

まぁ、売上金が失効した云々はおそらくシステム上の予め決められた処理がそのまま進行したものと思われるので、取引及び受取人に問題がないとわかれば、システム提供側の遅滞による期限切れであれば保証されるものと思われるが、そこまでの過程も明らかにならないとちょっと判断できない。

 

結局、メルカリというのはそれほど偏った利用者ではないのか?という話しが再燃したというだけにも思える。

 

利用者からすると村コミュニティは居心地がよいのかもしれないが、当然その村の属性によっては運営負担も大きくなるなど弊害もでてくる。

 

「そんなものは運用者の事情だ!」というかもしれないが、そういった事情にマッチした場を提供してくれているわけであって、そもそもメルカリの独特の慣習というものを受け入れてくれるようなプラットフォームは他にはないわけですから、そこは利用者自身もある程度意識した方がよいのではないかとも思わなくはない。

 

まぁ、メルカリ側からの発表がないと本当のところどういった背景なのかわからないし、ちなみに他のオークションであっても、一定の割合で遅延・遅滞は全て運営者の責任だ!といっているものの、調べると不適切取引であったり、身分証明書の照会による手続き停止であったりといろいろあるわけで。

 

ちなみに、特に注意して欲しいのは、銀行口座とかを小遣い稼ぎに一度でも貸与・売買した人。

 

これ、その銀行だけでなくて、個人としてもリスト入りする事があるので。

普通に考えて、犯罪に利用された口座の名義人であると言うことがどういった事であるかと考えると、口座というものの大事さはわかると思うんですよ。

なので、銀行口座や身分証明書もそうだし、その他そういったものの照会が行われるようなアカウントについても名義貸しや転売といった事は絶対にしてはいけません。

 

まぁ、追加情報待ちといった所でしょうか。