何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

ヤフーのエンジには会社から「うちのエンジニアポンコツなんですんません」という発言を受け入れるのか?

 

山本一郎氏のnote等でのご発信につきまして

結局のところ契約終了に合意する前提としての特定条件下においてる掲載継続の合意はあったというのが事実で、その一方でヤフー側がその継続について山本氏の裁判の終了まで待てなかったという事が顛末。適当過ぎでは

 

発表内容を見る限り、結局山本氏の発言にあった、契約解除を受け入れる代わりに裁判等の諸事情が片付くまでは掲載記事を残して欲しいという合意の事実はあったわけで、だったらその合意を守るべきというのが普通の話し。

 

で、当然普通出ない事情があったので消したのよ、というのがヤフー側の発表で、その事情とは、システム刷新する関係で古いデータを残せなかった/移行できなかったからというもの。

 

え、マジで?

ちょっとそれ、苦しすぎでしょ。

 

というか、私的には、どう考えてもビジネス上のやり取りであってエンジニアサイドは関係無いと思うのだが、それをエンジニアの技術力の問題にしちゃうの?

 

本気で?

 

普通に考えて、別にシステム刷新してもそれ以前の記事は残っているわけで、データを変換できないわけでもなさそうですよね。

で、今回のケース、アカウントは残っている状態で、先に記事だけ消えているという不可思議な事は確認されているから、いわゆる、アカウント契約の解除と同時に自動削除されるようなダサい仕組みでもない(つまり、契約とデータは適切に疎結合に設計されている)わけで、その時点で、移行や刷新に問題はなかったと思うのだけど。

 

結局これ、ヤフー側は合意を一方的に破棄した事情を説明できないという事で、自社のエンジニアをスケープゴートにしたという事なんだが、それでいいの、我々技術職を馬鹿にしている事なんだけど。

 

もう、こんな明らかにビジネスサイドの事情もエンジニアの責任として切り捨てるような企業がテック系の旗手みたいな面するのは辞めて欲しいし、こんな事を当然のように受け入れるべきではない。

 

山本氏の記事を消さざるを得ないのは、ビジネス上の事情としてはそれが善悪関係なく、必要なのであればそうすればいいし、仮にそれで波風が立とうが、それが会社の判断でありビジネス上の決定であれば、その余波も含め理解しての決断のはず。

 

にも関わらず、その余波が出るなり「ごめん、うちのエンジニアポンコツなんで、本当にすんません」と、公式発表されるとか私の常識ではありえないのだが。

 

流石にこれ、山本氏云々の次元ではなく、ヤフーという企業の本質がでた事件だと思うのだが。

 

歴史上でも最悪な対応の一つだと私は思う。