何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

普通はサーバ室の管理は独立させられるはずなんだけど、一体全体…

 

サーバ室の空調を止めるとこうなる - treedown’s Report

よくわからん。通常サーバ室を作る際は電源の問題もあるのでビル管理会社と細かい調整をする。で、法定点検対応とかの段取りも想定しサーバ室の設置の承認を取る。これ単純にサーバ室の構築相談してなかったのでは?

 

ちょっと状況が良くわからない。

普通の商業ビルというかオフィスビルであれば、大容量電源を利用する場合、ビル管理に対して申請手続きを行う。

場合によっては自家発電設備の利用(自前であったり、共用設備の利用であったり)や、回線関連の配管の利用もあるので、そもそもサーバ室は設計上設置できる箇所がある程度限定されており、電源容量の関係も含めビル承認なしでは設置できない。

そういった話もあり、普通は消防法上の確認も含め、オフィスビル内に独自のサーバー室を設置するという場合は、手続きを含め、結構細かい調整が必要となる。

 

当然だが、一般的な商業ビルであれば、電源設備の法定点検の対応もあったりしますから、運用面の調整も発生する。

 

通常は空調設備を独自で設置する事が普通で、その場合、ビル管理の制御下には置かれない事が普通だ。

理由としては、一つはそもそも設定温度が異なるので、集中管理する意味がなく、また、電源の取得ラインも含め通常のビル設備の空調とは異なるラインで構築されるので、ビル管理としては空調としては管理下に置かない。精々電源/電圧の関連での管理(フロア毎の許容量や自家発電に対する対応等)に介入する程度で、設備管理者を置くことで独立する事とするのが一般的だと思う。

 

一通り読んで思ったのは、これ、サーバー室というのは名ばかりで、実際には部屋の造作(ワンフロア借り等すると、入居時に部屋の造作を事前に取り決め、追加工事を行う)の際に、一般的な部屋としてエアコンの利用及び設置申請をしただけなんじゃないだろうか。

 

でない限り、普通はエアコンを集中管理下に置くという事はない。

そうでなく、専用部屋の設置について入居時から手続きを適正に行ったのに集中管理下に置かれていたというのであれば、単純にその時の責任者の調整不足なんだと思うが。

 

で、仮にそうだと恐らく電源・電圧に関する調整もされていないので、むしろ火災が発生しなかった事の方がよかったのではないかと思う。

どういったサーバ類を使われていたかによるが、通常無停電電源装置の3KVAあたりから通常電源では対応できないので、専用電源の準備が必要になる。

仮にそれ以下のもので、相当な台数を捌いていたとすると、過剰な利用下に置くか、相当台数の設備を無駄に投入する事になるし、逆に、いや無停電電源装置なんてないよ、という話であれば、そもそもエアコン云々以前の話だと思う。

 

また、サーバ室を作る際、結構気を付けるべきは消防法の絡み。

最低限独立した部屋とする場合、入退室路の複数確保や、緊急侵入経路の設置、消火設備の設置や警報装置に関する対応等、エアコンの数十倍面倒な事がある。で、そういった点も含め、普通は独立した対応になるので、届け出の際にそういった点も含め、造作工事の段階から調整を行うので、謎な対応をされるというのは普通はあり得ない。

 

まぁ、状況はわからないけど、普通はサーバ室の設置の届け出から承認に至るまで、文書で残っているし、場合によっては入居時の書類にも現状復帰の条件等も含め記載も残る。

 

勝手に、というのはあまり考えられないので、単純に専用の部屋の設置届け出がただ単純に部屋を作りますから、エアコン設置してね、程度の甘い認識で申請しちゃったんじゃないかと思う。

 

だとすると不備は自社の対応でビル管理会社側の対応ではないと思う。

 

まぁ、わからんけど、結構中小企業だとその手の段取りをしらないまま、適用にやってる所や、なんちゃってサーバールーム(旧会議室的な)ってのは多いので、そういった類ではないかと勝手に想像しています。

 

待ちがってたらごめんなさい。