何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

そういった事もあるだろうし、そうでない事も同様に多数あるだけの話

 

家族全体から反対される結婚をした妹は、離婚後に「あの時みんなが反対していた理由がやっとわかった」と言った

その事例ではそうだっただろうし、そういった事例は他にもあるでしょうね。同様に反対されたが幸せに暮らしている人も沢山いるだろうし、逆に祝福されたが離婚した事例も多いでしょう。なお、日本の大多数は後者です

ですか、とだけ言う話で、それ以上でもそれ以下でもないかと。

 

冷静に考えれば、それはその事例がそうであっただけで、もっと言えば、その事例ですら、そうならない可能性もあったわけです。

家族には判っていた、というのは結果的にそれと同じ結末に至っただけの事で、それが事前に想定の結果であったかはさらに微妙な話です。

 

冷静に考えてみてください。

反対された、反対されなかった、何れの事例が多いか考えると、普通は反対されず祝福された事例が多いわけです。

つまり、離婚する理由などというのは、別に結婚時点でわかっている事実により決まるものではなく、結局はその後の二人の努力、場合によっては環境のような二人の努力にすらよらないものの影響すら受けて結果がでるわけです。

 

こういった話は、結果がでれば何とでも言える話で、一方で、親族のような近親者からすれば「言ったじゃないか」と言ってしまいがちです。

 

が、人生や世の中は大抵そんな単純な話ではないです。

様々な条件や事情が綿密に絡み合って、タイミングや感情のような一時的な条件も含め、本当に複雑で判断し辛い結果の連続に過ぎません。

 

そもそも普通の場合、結婚なんてのは個人同士の問題で周囲に反対されるという事自体があまり意味がありません。

資産家だったり相続が絡むような家庭であれば、その権利に対して敏感になる事も考える必要が多少あるでしょうが、その場合ですら、結局だれと結婚しても、前述のとおり至る結果は「わからない」というのが実情です。

 

精々周りができる事は、注意すべき事や、困ったときは直ぐに相談するようにむしろ壁を作らない事であったり、家族や近親者として温かく見守っていくことだけで、あとは信じる事や、定期的にコミュニケーションを図る事、そして何かあれば助けてあげる、それだけの事ではないかと。

 

ネットでは「私の周りでもありました!」みたいなものがこういった話では集まりがちで、そうすると「家族の反対があった場合は辞めるべき」みたいな空気を作ってしまう事がありますが、前述のとおり実際には家族の賛成・反対なんてもものは、凡そその後の夫婦の関係には「マイナスの影響」程度はあるとしても、微々たるものだと思います。

逆に「望まれて結婚した場合」に、毎週のように実家に通わされたり、その行為に夫・妻がつかれるようなケースの方が地獄で、望まれた結婚も、望まれない結婚も、結局そういった環境に対して夫婦でコミュニケーションを図って乗り越えられるかどうか、ただそれだけの事だと思います。

 

まぁ、そういった事も当然あるでしょうし、そうでない事も同様に多数ありますよね、というだけの事ですね。