何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

若者も自民党を支持している、と、若者の支持率が40%を切る、は両立する事が理解できない人が多くて辛い

自民党の比例票、30歳未満で4割切る 変化求め分散

国民民主党はわかりやすく若者の思考に近いのかと。他者を拒絶や排除するよりも譲歩できるところは譲歩し、譲れないところは議論するそんな感じ。どっちつかずと評するのは簡単だが、結局は否定は議論にも繋がらない

なんというか、熱狂的な自民党支持者もトンデモ理論を出してきて辛い事が多いが、野党の熱狂的な支持者も同じレベルでトンデモ理論を出してくるので、本当に辛い。

 

私は別な記事で、そもそも世代間の対立なんて存在しておらず、全年齢で自民党がほぼ一番に支持されている、というコメントを投稿しているのだが、それは若者でも同様で、若い人でも普通に自民党を支持している。

Torishima on Twitter: "これ、いくら10代20代が頑張って選挙投票したとしても、どうあがいても老人(60代/70代)の人口には勝てない事が明確な図で大変アレな気持ちに…… https://t.co/fSupBaYg8I"

完全な間違い。そもそも世代別でも自民党が獲得票数はトップなので、極論言えば、全世代を同数の投票数としても、結果的には自民党が第一党になるわけで、別に人口の差異により結果が左右されてるわけではないかと。

参議院選挙の投票率、52.16% 前回上回る

投票率が上がっても基本的に野党が利する事はほとんどないよ。逆の場合は支持票が固いところが勝つけどね。投票率が高くあるべきなのは政治への関心が低い事が問題であるだけであり、得票数には影響云々はお門違い。

 

これは、以下の子育て世代と思われる方の発言にも同様のコメントをさせていただいており、そもそも女性においては確かに有意な差で与党支持者が減っている部分はあるが、それでも著しく女性支持者が少ないわけでもない。

さた☺︎ 🍦7m⋆͛🦖⋆͛ on Twitter: "政治のことあまり強めに発言するとあれだからあれするけど、子育て世代が必死になって自民党以外に投票しても、お爺お婆に母数で勝てるわけないよな… でも妊婦さんが命を守りながら入れた1票、ママ達が我が子を抱きながら入れた1票、絶対絶対無駄じゃない1票だったと願いたい…"

この手の認識は根本が間違ってるのよ。高齢世帯に限らず自民党の支持層は若者から高齢者、男女では若干男性が多い程度で現実的にはほぼ全ての年代や世代から得票しているのでどちらかという野党の支持が低すぎなのよ

《反ポリコレたる護憲派》は《左派たる自民党》に勝てない|女子大生起業家|note

選挙後からで回る「若者世代と高齢者世代の対立」とか「子育て世代は高齢者世代の犠牲」という謎理論も基本的にはこの類いよね。そもそも自民党が全世代的に支持されている時点で国民の中に主要な対立軸は別にない。

 

で、今回の記事ですが、これも同じで、確かに自民党の若者の支持率が若干低下傾向にあるのは数字の上から事実であるわけですが、それは別に若者が支持していないわけでもありません。

というか、未だに、いやむしろこの状況でもまだ4割程度の若者の支持を得ているという事の方が驚異の支持率で、普通に考えて4割近い支持がある事に驚くべきかと。

 

現実的には特定政党が全世代で30%程度の支持率があれば、おそらくは単独過半数は難しくとも、安定した連立政権を維持する程度の勢力は持ちますので、ぶっちゃけいまのままでは野党に勝ち目はないです。

まぁ、あと数回は、仮に減少傾向であっても他政党を寄せ付けない程度には全世代で支持率があるわけでして、他人の世代別支持率を笑っているのはいいですが、その下がった支持率にすら届いていないようでは、永遠に勝てませんよ。

 

私は別記事でも述べましたが、野党が勝つにはまずは野党支持者がもう少し成長する必要があり、低次元の喧嘩をしている場合ではありません。

正直この手の記事に「あれ、若者は自民党を支持しているんじゃなかったの」とかその手の数字の読めないような投稿をしている暇があれば、もう少し若者世代の感性に理解を示す必要があります。

それこそ、立憲民主党共産党、そして公明党はそのあたりに敏感にならないとダメでそういった視点の改善ができないと、おそらく社民党と同じように、歴史上に存在した政党、と呼ばれる程度には衰退する可能性が高いです。

 

何度も言いますが、おそらく各政党はそういった類のことは理解しています。

が、ただでさえ支持率が低下している状況下で、今の支持者からの票を失えないという気持ちが強く、結果として、古い考えややり方、元々の支持層に遠慮した結果、特定の支持以外は得られないという負のスパイラルに入っているわけで。

 

こういった記事を読んだとき、数値から何を読み取るか、その数字が意味する事は何なのか、そういった事を支持者も理解し、足りない部分は貪欲に学び、その上で、各世代が求めている事は何なのか、今の時代は何が重視されているのか、そういった点にもっと理解を示す事が必要なのですよ。

 

特に、対立するというのは、あまり現代的ではなく、そもそもどちらも主張はあるのが当たり前ですから、その主張の違いについて議論する素地や機会を作る努力をする、そういった姿勢のない政党は、昭和であれば好まれましたが、平成の頃には徐々に敬遠される考え方になっており、令和の今では敬遠からご遠慮願う程度には関わらない扱いになっているわけで。

 

そういった感性に理解を示せるかどうか、そういったアンテナを政党側も支持者側も両方が持つ必要があるのが現代の選挙だと私は思います。