何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

怒りが収まらない

いや、本当に怒りが収まらない。

 

件について、どれだけ無責任なコメントなんだろうあれは。

 

例えば、三浦棋士と渡辺棋士は既に直接和解した事は既報のとおりである。

両者ともそれぞれ違う場であるものの、それについて意見し、お互いに傷つけてしまったと振り返っている。

 

その後も両者は直接的でないにしても、いくつかの場で向き合うことがあったり、それぞれの立場で将棋というものと向き合っている。

 

ニコ動でのファンへの渡辺棋士の謝罪は有名だが、それもそういった一連の事の一つだ。

 

禊と言ってしまうと、人によって何をもって済ませたというのかというものはある。

私は直接の謝罪は当然の事として、本来与えられるべき竜王戦への挑戦権を与えるか、又は既に失ってしまっているが、竜王位の返上という手続きの何れかがあるべきだと考える。なぜなら、仮に品位や利害関係者への影響云々が当時の停止処分の根拠であったのであれば、結果として混乱させたのは両者の責任とすべきで、挑戦者が権利をうしなったのであれば、竜王位を所持していた棋士自身も責任としては同様にそれを失う事が妥当だと思うからだ。

結果としてその機会は永遠に失われてしまった為、私の中で、あの件についての禊が達成される事は永遠になくなった。

 

が、私はそれ以降この件で渡辺棋士も久保棋士も、それ以外についても批判をすることはしていない。

 

それは三浦棋士、渡辺棋士、直接の関係者である両者が既に直接の謝罪を行った上で和解しているわけであって、私たち外野の人間が口をはさむようなことではない。

 

口をはさむという事は、三浦棋士だけでなく、渡辺棋士も批判する事であり、誰の支援にも支持にもならない。

 

ただ、面白半分にネタを投げているだけで、いわゆる無責任な第三者であり、昨今ネットで問題となっている木村花さんに対して行われたような無責任な批判に通じるものがある。

 

私はそういった事を容認しない。

 

和解する事が本意であったのか、それとも不本意であったのかはわからないが、両者が今後は将棋の中で、と棋士として、勝負の世界の中で戦う事を決めたわけであって、その決定、その決意に、将棋ファンがケチをつけてよいはずがない。

 

コメ主がどの程度の将棋ファンなのか、それともただ面白半分でネタとして取り扱ったのかはわからないが、ファンであれば許されない愚行であり、将棋ファンである私としてはこのような無責任で身勝手な意見は到底容認できない。

 

三浦棋士、渡辺棋士、両者の尊厳やプライド傷つけるような行為については、私は同意しかねるし、容認する事は到底できない。

 

書きなぐっても、書きなぐっても怒りは収まらない。

本当に糞のような土曜日の朝だ。