安倍氏側、「桜を見る会」夕食会に5年で916万円負担:朝日新聞デジタル
<a href="/grdgs/">id:grdgs</a> そんな事は必要ない。嘘かどうかは結論によって決まる。事実が立証されるまでは推定無罪であってその時点で信じるものについて善悪を付けるというのは法治国家の根幹を揺るがす程の行為でそれは既に人治国家。
安倍氏側、「桜を見る会」夕食会に5年で916万円負担:朝日新聞デジタル
安倍だけでなく明らかな嘘を支持し続けてけきた者たちも罪を感じる必要があるが、そんな良心があるならとっくに見限っているわな。彼らが反省することは不可能か。エコーチェンバーの狭い世界で肥大化した怪物。
2020/11/25 08:11
恐ろしい。
そういった「これはもう事実でそれを理解できない人間は同罪で裁かれるべき」等という思考が既に法治国家を前提としたものではなく、人治、いや大衆の感性により治められる国に成り下がる行為なのだが。
この事件に限らず、少なくとも事実が立証されるまで、その事についてどちらの意見を肯定する事も少なくとも問題はない。
仮に貴方の意見に反するとしても、それは貴方にとっての事実と相手にとっての事実が異なるだけであり、その事実を法の上で確定したものはない。
逆を言えば、法により確定した事実がない状態は、何ら罪が問われない状態なわけで、その事を特に問題なく受け入れたとしてもそれ自体を罪とする事はない。
もしこれを罪であるとするならば、我々がある事について問題ないとしていても、誰か別な人が「それは違法だ」と、法の判定に従わない意見をだしたとして、それだけでその意見により、法に従わずとも罰せられる事となる。
そんなものは法治国家の運営ではない。
議論の余地があるとすれば、事実が確定したのち、つまり法によりそれが違法行為であると認定された後も「それは違法ではない」と抗弁した場合のみ、その抗弁はどのような根拠とどのような立て付けで行っているのか、せいぜいその事を議論する程度であって、それ以上でもそれ以下でもない。
この前提を覆せば、人はもっとも多くの人間が正しいと信じれば極論事実か否かなど関係なく、あらゆる陰謀論や「と思うよね」という程度の思惑で全ての人があらゆる罪に問われる世界となる。
だからこそ、事実が確定する以前の行為について「それを信じたお前らも同罪だ」等と言う事は許されない。
その意見は「週刊誌に書かれている事は事実でお前はそんな週刊誌に書かれている事実すら理解できないのか」という発言と同じなのだが、それでも「確定していない事実について信じた人間は罰せられるべき」と思うのか。
私は思わない。
法の運営に問題があるという点は私もそう思う。
が、ある部分に問題があるから、全てを無視する事や、都合のよいところだけは法を無視し、都合が悪い部分は法に従うべきと言い始めれば、もはや法の統治を望まないと宣言しているようなものだ。
つまり貴方の主張は「私は私が信じる唯一の正しさのみを信じ、そしてこの正しさを全ての国民は受け入れる義務がある」と。
そんな世界で生きたくはない。
繰り返すが、確定する以前の事実については、どれほど精度が高く確からしい情報であっても未確定の憶測に過ぎない。
そして、その憶測がその後確定した事実になったとしても、それ以前の意見の正しさに影響を及ぼす事はない。