何気ない記録

なんとなく自分の意見を書き記すときにつかいます。つまり不定期更新です。

それもそうだが、この発行価格、株主構成でロックアップが事実上ないとか糞すぎですよ

 

Wantedly(ウォンテッドリー)のIPOがいろいろ凄いので考察 | INST blog

リブセンスはちょっと前から手詰まり的な状況という話しを小耳に挟んだよ。これは完全に現金化でしかないからね。そもそも決算見れば直近が作為的であることはあきらかなのでよくこれで市場もOKだしたなという感じ。

2017/08/16 14:26

 

まぁ、普通にこのIPOは面白案件ですよね。

 

個人的には、超短期で処理できないと見かけ上プラチナチケットに見えますがあきらかに時限付きなのでその後ほぼ確実に死神とランデブーせざるを得ない感じがプンプンします。

 

そもそも各種資料を読む限り完全に上場のための売上作りをしているよね?という感じがプンプンしていること、それ以上にこの構成で"90日間または株価が1.5倍"という条件での公開というのがもう現金化する事を前提としすぎで、あるいみ潔さすら感じなくもない・・・。

 

過去に上場直後に自ら現金化した社長様というのは限られているので、仲氏がその歴史に名前を刻むのかというのは現時点ではわかりませんが、まぁ、この発行枚数(見かけ上はプラチナチケット)であれば短期的には上限一杯でストップ高になるのは明らかなのでその時点で一部株主が解除と同時に大量放出して終了という流れが予想されて、非常にわくわくします。

 

え、僕ですか、仲氏の事はよく思っていません(以前に何度も記事で批判済み)が、お金の話は別なので余裕で参加しますがなにか?

 

なお、普通ここまで明らかな場合は、短期的に相場が崩壊するのを避ける為に価格での条件設定はしないものです。というか、最低でも内部関係者には日数のみとし価格は設定しないというのが個人的には上場時にお勧めされる話しなんですよ。なお、お勧めするのは売りたい人で、内部関係者は自社の成長を信じるわけだから短期売却はしないという事を市場に見せる必要があるよね、的な話しがね、あるんですけどね。。。

いずれにせよ価格を含める形にしたと言うことは、短期的に売却する予定が含まれるという事の意思表示ですから、その場合は売却主がだれであるか?という点が影響を受けます。

 

この場合、おそらくはサイバーエージェントなんですが、5万株に対して52.8万株を有しており、さらにそこに社長自ら一部放出なんて事も視野に入れると背中に寒気すら感じます。

 

もっとも、直近の売上をそのまま信じるのであれば今期が前期以上または最低限でも前期と同等の利益をたたき出せれば株価はなんとか持ちこたえるでしょうが、これで下方修正を出す気満々だと、完全に詰んでますね。

まぁ、その点は今後の決算内訳を見れば明らかになるかと思いますのでキラキラ社長の手腕に期待したいところです。

 

本当にあらゆる意味で興味深い上場案件だと思いますね。